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次世代監査システム「PICKING GO」で過誤撲滅

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

絶賛、セルフ過誤撲滅キャンペーン中の薬剤師ヤクタマです。

今回は、薬剤師の身を守る強い味方「PICKING GO」の紹介です。

薬剤師なら調剤過誤対策してますよね?だって過誤怖いもんね。人の生死に関わることがあるし、訴えられたら自身の将来を棒に振りかねない。

しかも管薬ともなると他人の過誤の責任までとらされることがある。

ぶっちゃけ他人の過誤とか1ミリも関わり合いになりたくないから、過誤おこさないで欲しいよね。

薬剤師にとって過誤は避けるべきものなので、みんな独自に対策してると思います。たとえば、マンパワーによる二重監査、三重監査とかね。

さらに小手先の対策としては「複数規格チェック」「箱には赤丸」「指差し確認」あらゆる小手先の手段を講じて過誤対策に取り組んでいると思いますが、それでも過誤なくなりません。

結局、ヒューマンエラーは減らすことはできてもなくすことはできない。さらに過誤を減らしたいなら「監査機械」を導入するしかないね。

ということで導入したのがアサイクル社の次世代監査システム「PICKING GO」です。

導入してから高齢者薬剤師の過誤が激減したため、過誤リカバリーに費やす無駄な時間とストレスが激減しました。

これによってようやく薬局内での心の平穏が訪れるわけです。

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PICKING GO」とは

アイポン(i-phone)を利用したハンディタイプの監査システムです。

アイポンにアプリをインストールすることでアイポンのカメラが監査機になるという画期的な次世代監査システムです。

もちろん月額はかかりますよ。

レセコンで入力した処方データがアイポンに表示されるので、それに従ってピッキングをします。

ピッキングしたらアイポンのカメラで医薬品のバーコードを読み込むことで処方データと現物が一致しているかを判定してくれます。

処方データとピッキングが一致していればピンポーンと大きな音がして、間違っているとブブーと大きな音がします。

これによって入力とピッキングとの取り違いをなくします。

ピッキングが終わったら最後に調剤した現物を写真でとることにより、後日足りないと連絡があったときの証拠にもなります。

公式次世代ピッキング監査システム「PICKING GO」

監査スピード

PTPについているバーコードをカメラでスキャンするのですが、これは流石のアイポンですね。スムーズにバーコードを読むことができるので、ほぼストレスなく監査できるとおもいます。

通常の調剤に加えてピンポンするひと手間が増えるわけですが、そこまでストレスに感じることはありません。

もしかするとアイポンのスペック(世代)によってはストレスになるかもしれません。

「PICKING GO」の具体的な使い方

僕が想定する「PICKING GO」の使い方は2パターンです。

1つ目はピッキングツールとしての使い方、2つ目は監査システムとしての使い方です。

ピッキングツールとして利用

ピッキングツールとして使うときは、処方データをスマホで確認しながらピッキングして、その場でピンポンする方法ですね。

ピッキングツールとしての利用なので、棚番を登録していれば薬の場所をガイドしてくれます。

非薬剤師やヘルプ薬剤師に最適ツールですね。

デメリット①は、入力データでピッキングするから入力を間違えると、それに引きずられてピッキング薬も間違えるってことです。これをやるならQRコードの処方箋入力は必須ですね。QRコードで入力すれば入力ミスのほとんど防ぐことができます。

デメリット②は処方せん入力が終わっていないと処方データが利用できないということです。入力とピッキングを同時並行で進めている店舗だとタイムロスになります。

監査システムとしての利用

監査システムとして使うときは、ピッキングを終えたものをピンポンして入力と合っているかどうかチェックします。

処方箋をみながらピッキングするので、入力ミスにピッキングが引っ張られることはありません。また入力と同時並行でピッキングをすすめることができるため最速です。

入力が終わる前にピッキングが終了している店舗はこっちの利用方法になるとおもう。

画像記録で後日対応もスピーディー

ピッキングゴーで監査をしおわったら調剤済み医薬品をまるっと写真に収めます。

そうすることで、後日、薬が入っていないなどの問い合わせにスムーズに対応できるようになります。

足りなくて、在庫の誤差をチェックしたり、入れた入れないなどの水掛け論もなくなるので、クレーム対応のストレスがだいぶ楽になる。

安心を金で買うってのはまさにこういうことなんだなって思います。

ピッキングゴーを導入する前に

ピッキングゴーを導入するなら「間違わない入力」ってのが必須ですね。

その間違えない入力をするために必要なのがQRコード読み取りによる処方箋入力です。

正しい入力に合致した正しい調剤がセットなので、入力の間違いにつられて調剤してしまったら意味がないわけです。

もし処方箋のQRコード入力ができない環境なら、ピッキングゴーで過誤対策するよりもさきにQRコード入力による入力ミスを減らす方が優先すべき課題解決事項ですね。

だって、調剤ミスよりも入力ミスの方が圧倒的に多いんだもん。

ちなみにQRコード入力の導入はとても簡単です。

QRコードの読み取りスキャナの購入と、クリニックに処方箋にQRコードの表示依頼をするだけです。クリニックとの関係が良好ならすぐにでもできます。

ピッキングゴーの競合他社

次世代監査システムってのは他にもあって、ピッキングゴーと比較検討してもらいたい競合他社製品に「EveryPick」という商品があります。

公式EveryPick (エブリピック) | クラウド型ピッキング監査システム

これがよさげなんですよね。

デモやらなかったから僕は比較検討してないけど、ぜひ、導入前の検討事項にいれておいて欲しい。

「EveryPick」もアイポンを使うタイプです。さらにピッキングゴーにはない機能として、1回のスキャンで複数の医薬品をまとめて判定してくれます。

医薬品1つずつをピンポンしなくていいで、効率的だといえます。

また複数端末を利用してもお値段がかわらないので、契約台数によるけど、たぶんだけどこっちの方がお安い。

使い勝手やイニシャルコストの比較もあるので、なんともだけど、次世代監査システムを導入するならこの2社での比較検討は必須ですね。

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