新人薬剤師の本

新人薬剤師の勉強にオススメの本【皮膚科の門前薬局編】

塗り薬

こんにちは、薬剤師のヤクタマです。今回は、皮膚科の参考書を紹介していきます。

新人薬剤師のころに皮膚科領域は、いろんな本を購入しては失敗てきました。

だから、専門書えらびに失敗したくないという新人薬剤師に参考にしてもらえたらと思うわけです。

皮膚科領域は医師向けの書籍はたくさんあるけど「皮膚科 + 薬局」の書籍はそんなに多くありません。

薬剤師ならまずは薬局向けの書籍を購入して、それで物足りないと感じたら医師向けのものを追加していきます。

  1. 薬剤師むけ書籍
  2. 医師むけだけど薬剤師にオススメの書籍
  3. 皮膚科スペシャリストにオススメの書籍
  4. 無料の皮膚科の教科書
  5. 無料のコラム

こんな感じで紹介していきます。

皮膚科領域にこだわらず新人薬剤師にオススメの書籍をまとめた記事もあるからよかったらみてください

新人薬剤師の勉強にオススメの書籍新人薬剤師とブランク薬剤師が上手にステップアップしていくための本を紹介していきます。...

皮膚科の勉強は写真をみるのが一番なので、写真が多いカラーの書籍が良書です。

そういえば、

いつもチェックしている薬剤師の情報サイトで、いまだけ3000円分のポイントもらえるキャンペーンやってます。無料登録するだけなので、かなりオトク。

もらった3000円をamazonギフトにすれば参考書が購入できる。

薬局で役立つ皮膚科治療薬FAQ


昔は、これが鉄板とされていたので、その名残でいまでもおすすめる人は多いけど、いまだとちょっと古いんだよね。

発売日:2010年3月25日

読みやすいし写真がたくさんあるからいいんだけど、

これよりもいい本あるから絶対に買わない方がいい!!絶対ですよ。

ここ10年で皮膚科領域も新しい薬がたくさん出ています。ステロイドやプロトピックはプロアクティブ療法が主流になってきてますね。

登場する薬剤もだいぶ古い。ニキビ領域なんか、いまぜんぜん違います。

ということで、もっとオススメの書籍を次で紹介します。

ヤクタマ
ヤクタマ
これは買っちゃダメなヤツ

マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術

ヤクタマ
ヤクタマ
おすすめは『マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術』

この本は上記の薬局で役立つ皮膚科治療薬FAQ」のアップデート版です。

外装がぜんぜん違うけど編纂者も出版社も同じです。

発売日:2016年11月7日

公式でアップデート版としてアナウンスしていないので、あまり知られていませんがアップデート版です。

念のため、目次を比較しておくよ。

薬局で役立つ皮膚科治療薬FAQ

第1章 皮膚疾患の基礎知識
第2章 薬物療法の基礎知識
第3章 患者ケア
第4章 患者さんから受けるよくある質問~FAQ~
頁数 408頁

マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術

第1章 薬物療法の基礎知識
第2章 患者ケア
第3章 患者さんから受けるよくある質問(FAQ)
第4章 皮膚疾患の基礎知識
頁数 424頁

目次はほぼ同じでページ数がちょっと増えてパワーアップ。編纂者が同じで、目次もほぼ同なら新しい方を買わない理由がありません。

この本1冊で、皮膚疾患の基礎知識から薬物治療までしっかりと網羅されています。

なにせ424ページもあるから。

とりあえず、これが皮膚科の門前薬剤師が購入すべき書籍”ナンバー1″です。

ヤクタマ
ヤクタマ
皮膚科薬剤師はとりあえずコレ買っとけ

ジェネラリスト必携! この皮膚疾患にこの処方

ヤクタマ
ヤクタマ
『ジェネラリスト必携! この皮膚疾患にこの処方』

2019/4/8に発売したばかりの新しい本です。医療業界は日々進歩しているから新しいに越したことないです。

ぶっちゃけ、これめちゃくちゃいいよ。

皮膚疾患の治療のコツを「外用薬の使い方」から「スキンケアのコツ」まで丁寧に解説してくれています。写真も豊富で、よく使われる薬剤は製品写真も掲載してくれており、治療のイメージがしやすいです。

なかでもよかったのが各疾患の「第1選択」から「次の一手」そして、治療に難渋したときの処方まで、具体的に解説してくれます。

これ1冊読めば、最低限押さえておきたい皮膚疾患治療のスキルが身につくこと間違いなしです

姉妹書籍の「ジェネラリスト必携!この皮膚疾患のこの発疹」という本がありますが、これはマニア向けなので、薬剤師にはオススメしません。

薬剤師に発疹の種類を鑑別するスキルまでは求められていないでしょう。

追記

プライマリ・ケアでよくみかける皮膚疾患32 皮膚科のくすりの使い方

ヤクタマ
ヤクタマ
『プライマリ・ケアでよくみかける皮膚疾患32 皮膚科のくすりの使い方』

「じほう」からいい本がでたので追記します。

発売日:2019年8月27日

医師むけの本なんだけど、プライマリ・ケアの本だから皮膚科専門医ではない非専門医が基本的な皮膚疾患を診れるようにするための本です。

非専門医のための本だから薬剤師にもとっつきやすい内容になっています。書籍の紹介文には「服薬指導をおこなう薬剤師におすすめ」と書いてあるので、薬剤師むけの本でもあります。

臨床でよく遭遇する32の皮膚疾患について、鑑別のポイントや類似疾患、標準治療、薬剤選択、専門医へ紹介するタイミングをまとめてくれています。

皮膚科専門医が、皮膚疾患の治療の考え方治療薬の使い方をわかりやすく解説してくれるから、服薬指導に役立つ情報が満載。

この書籍で重点的に解説されている32疾患▼

アトピー性皮膚炎・接触皮膚炎(かぶれ)・乾皮症、皮脂欠乏性湿疹・蕁麻疹・乾癬・ざ瘡・単純疱疹・帯状疱疹・ウイルス性疣贅・伝染性軟属腫(水疣)・足白癬、爪白癬・手湿疹(主婦湿疹)・脂漏性皮膚炎・痒疹・伝染性膿痂疹(とびひ)・疥癬 ・薬疹 ・円形脱毛症・老人性色素斑、脂漏性角化症・尋常性白斑 ・粉瘤、炎症性粉瘤・熱傷(やけど)・褥瘡・陥入爪、巻き爪 ・口内炎、口角炎・汗疹(あせも)・胼胝、鶏眼・手足口病・虫さされ・悪性黒色腫(メラノーマ)・蜂窩織炎・多形滲出性紅斑

32疾患もあれば、日常よく見かける疾患はだいたい網羅されています。

エビデンスに基づくスキンケアQ&A あたらしい皮膚科治療へのアプローチ

ヤクタマ
ヤクタマ
『エビデンスに基づくスキンケアQ&A あたらしい皮膚科治療へのアプローチ』

流行りのエビデンスを導入した本です。なんでもかんでもエビデンスですわ。

皮膚科領域の服薬指導で一番大事なことは、間違いなく「スキンケア」です。

だって、これを説明しないとただ「塗って下さい」で終わっちゃいます。

この本はタイトルに「スキンケアQ&A」とあるようにスキンケアに特化した本です。スキンケアは大切なんだけど毎日実践するのはほんとに大変なことなんです。

だから毎日実践できるように、なるべく具体的に説明してあげます。

  • なんで必要なのか、
  • どういうメリットがあるのか、
  • どれくらいの量で、
  • どれくらいの範囲で、
  • どれくらいの頻度で、

説明することはとても多いです。これを医師1人で説明していくのはとっても大変だから、スキンケアのフォローは薬剤師の仕事といってもいいでしょう。

患者さんへの説明に説得力を持たせるために必要なのが「科学に基づいた治療方法(エビデンス)」なんです。

ということで、これでエビデンスを集めて理論武装して服薬指導に説得力をもたせましょう

病態ごとにスキンケア方法が違うから病態に応じたスキンケアを学ぶことができます。服薬指導に必要な知識が詰まった良書です。

ヤクタマ
ヤクタマ
エビデンス is 正義

あたらしい皮膚科学

こちらは「皮膚科医の必携テキスト」です。

もはや教科書。ぶっちゃけ薬剤師にここまでのものは要らん!!

皮膚科医に人気書籍なので第一版から大幅アップデートを重ねて現在は第三版に至ります。

発売日:2018/2/2

圧巻の640ページ。

とにかく完成度が高く、あらゆる皮膚科領域の疾病を網羅しています。

フルカラーで写真と図がめちゃくちゃ多い。これ全部読むとなると大変だけど、幅広く病気が網羅されているから辞書みたいにつかうこともできます。

気になる病名をみたらすぐに調べて、写真を参照することで着実にレベルアップすることができる。

この「あたらしい皮膚科学」のスゴイのが無料でほぼ全ページのPDFが公開されています。

スゴすぎて、意味分かんないよね。

百聞は一見にしかず」サイトをみてきてください。

無料で全部みれたでしょ?

PDF版は、さすがに写真までは公開されていないけど、それでもこの情報量はすごい。

写真なしでもいいという人は無料PDFでも十分勉強できる。

ただ、このボリュームとフルカラーで8500円は激安だから購入して手元においておくことをおすすめします。

皮膚科 新薬の使い方

皮膚科新薬の使い方

新しく登場したくすりの特徴を学ぶことができます。発売が2017/2/20なので、もう新薬と呼べるものはない。

目次

新薬の使い方の目次皮膚科領域のトレンドと最新治療を垣間みることができる。Amazonの中古でかなり安く出回ってるので一度価格をチェックしてみるといいでしょう。

安いからおすすめしてるけど、疾病ごとにまとまってるのではなく、新薬の解説だから臨床の勉強には不向きです。

専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問

ヤクタマ
ヤクタマ
『専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問』

上記で、超オススメと紹介した「皮膚科の新薬の使い方」でも満足できない、知りたがりさんにプラスアルファです。

この書籍の編纂者である「宮地良樹 先生」は上記で紹介している「マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術」の編纂者でもあります。

本の内容より

皮膚科専門医でさえ疑問に思うこと、あるいは最近の皮膚科診療における最先端の知識集約などについて、それぞれの領域に精通した第一線のスペシャリストの先生方に無理をお願いしてご執筆いただいた「皮膚科専門医スキルアップリファレンス」です。

タイトルに「専門医でも聞きたい」とあるだけあって、かなりディープな内容です。Q&Aなので、比較的よみやすい。

もし皮膚科診療の最前線に興味があるならチャレンジしてみるといいです。

日経DIクイズ 皮膚疾患篇

熱狂的な日経DIファンはこちらどうぞ。

皮膚科に特化した日経DIクイズです。

ぼくは日経DIの書籍シリーズ好きじゃないから紹介だけで、買いません。

そもそも日経DIはプレミアム版を定期購読しているので、クイズが重複してしまいもったいない。

そうそう、この本に特別収録されている「大谷道輝のワンポイントレッスン」ってありますね。

なにを隠そう、この「大谷道輝」という方こそが、上記で紹介した「マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術」の著者です。

なので「マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術」なら「ワンポイントレッスン」なんて言わずに全てを教えてくれます。

クイズをまとめて再利用しただけなのにこの価格は高くね?

知名度にものを言わせて、ふっかけてる感があるから買わない。

皮膚科のくすり虎の巻

本じゃないんだけど、個人的に好きなコラムがあるので紹介しておきます。

みんな大好き日経DIで連載されている皮膚科領域に特化したコラムです。

不定期だから完結してるのかどうかわかんない。

とっておきの皮膚科医のワザが出し惜しみなくなく書かれています。リアルな皮膚科医の診察思考がうかがえる良コラム。

たとえば、

ステロイドはストロンゲスト、ベリーストロング、弱めのベリーストロング、ストロング、弱めのストロング、マイルド、ウィークの7つに分類して考えています

ステロイドの強さ5段階に分類されるのが一般的だけど、医師はもっと細かく使い分けてそうな感じありますよね。

でも、ほとんどの本には、5分類以上の細かい使い分けは書いてありません。

しかし、このコラムでは7分類で、これはこれとこれの中間で使ってるみたいな具体例が書かれていて、まさに「こういうの知りたかったんだよー」って感動する。

何にせよ、タダだから、読んでみて。

おまけ

日経DIとは関係ないんだけどスキンケアに関するめちゃくちゃ大好きな記事があるから読んで欲しい。

ヤクタマ
ヤクタマ
薬剤師は絶対に読んだほうがいい

レシピプラス褥瘡

褥瘡管理と外用療法

ボクの大好きなレシピプラスシリーズのうちの1冊を紹介します。褥瘡って皮膚科よりも在宅の方で登場することが多い。

フルカラーで写真が豊富です。褥瘡の写真たくさんだから、苦手なひとは控えてください。

レシピプラスは1冊1200円しかしないのに、マジでわかりやすいから気になる領域があれば是非購入してみてください。ボクはレシピプラスの大ファンなので定期購読してます。

全巻持ってますね。いろんな領域をまんべんなく学べるので定期購読マジでオススメです。レシピプラス

このレシピプラスについては別の記事で詳しく紹介しています。シリーズチェックしてほしいのを順番に購入していくといいでしょう。

レシピプラス
薬剤師の勉強に「Rp.+レシピプラス」がマジでオススメ新人薬剤師の勉強にRp.+レシピプラスがマジでおすすめだから1冊ずつ紹介していきます。...

薬局ジェネリック外用剤

薬局ジェネリック外用剤

薬局向けの月刊雑誌なんだけど、マジで情報量多すぎです。

外用薬のジェネリックについてこれでもかと書かれている。ジェネリックの説明ぐらいできるよと言う方へ、侮ることなかれ。ちょっと内容をみてみると、

内容

ジェネリック外用剤のキホンQ&A
・生物学的同等性とは何ですか?臨床効果も同等と言えるのでしょうか?
・ジェネリック外用剤の生物学的同等性はどの試験でどう評価されますか?
・In vitro放出試験・透過試験はどのような意味をもちますか?
・ジェネリック外用剤は安定性も同等と言えますか?
・ロット間のバラツキ・海外原薬・不純物・安定供給はどう考えればいいですか?
・ジェネリック外用剤の採用の際にみるべきポイントは?
・ジェネリック外用剤の品質に関する文献を吟味するポイントは?

「キホンQ&A」らしいのですが、ゴメンナサイ、ほとんど回答できません。

ジェネリックは奥が深いし、医師が苦手とする分野だと思います。ここを極めれば医師に提案するチャンスかも。

薬剤師のレベルアップに役立つ便利なサイト

無料」で使えて、3000円分ポイントもらえる、とにかくハイクオリティな医療系の情報サイトがあるから紹介しちゃいます。

そのサイトが「m3.com」です。

医療系ニュースをまとめて読むことができて、毎日の情報収集がとにかく効率的にできます。

毎日、スキマ時間にスマホでチェックするだけで新薬情報・業界の動向・臨床情報・調剤報酬改定の速報など、幅広く医療に関連するネタを収集できちゃいます。

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▼公式サイトにマンガで詳しい紹介があります。

要するに無料登録するだけで3000円の参考書が実質無料でゲットできるってコトです。

ニュース以外にも薬剤師コラムも充実してるから、ヒマつぶしに読むだけで勉強にもなっちゃう。

コラムで読んだ「薬局業務の効率化テクニック -今日から活かせる!業務ノウハウ-」これはマジで衝撃的だから、業務効率を改善したい薬局は必読の内容ですね。

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