どうもドラッグストアマニアのヤクタマです。好きなドラッグストアはウェルシアです。
世の中アセトアミノフェンショックですね。
医療用のカロナールはたくさんあるのに、市販のアセトアミノフェンはスッカラカン。
とくにタイレノールが全然ない。
タイレノールなんて、いままで誰も見向きもしなかったのに急に注目されたもんだから一瞬でキャパオーバーです。
タイレノール以外に解熱鎮痛剤の単味製剤ないのでしょうか?
そもそもアセトアミノフェンにこだわる必要ないし、単味製剤にこだわる必要もないのですが、知りたい人もいるとおもうのでまとめます。
ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。
大切なことなので先に厚生労働省のサイトから引用しておく。

参照ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。
ワクチン接種後の解熱鎮痛剤は「アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェン」が使えます。「など」と書いてあるで他の成分も大丈夫なのですが、具体的にあげられている成分の方が安心感ありますよね。
「単味製剤」の要望が多いので、まとめるけど単味製剤を使用しなければいけない理由はありません。
アセトアミノフェン単味製剤
有効成分がアセトアミノフェンだけのものをピックアップ。
成人がアセトアミノフェンを解熱鎮痛目的で使用するなら1回300mgはほしいところです。1錠100mgだと3錠服用する必要がある(添付文書に従うこと)ので、大人が使用するなら1錠300mgの商品が使いやすい。
1回300mg製剤がタイレノール・ラックルしかないので、そりゃパンクするわな。
- タイレノールA:1錠中300mg
- ラックル:1錠中300mg
- バファリンルナj:1錠中100mg
- 小児用バファリンチュアブル50mg
- アイユニーピュア:1錠中100mg
- アセトアミノフェン錠HP:1錠中100mg
- アセトアミノフェンK錠:1錠中100mg
- キオフィーバ:1錠中100mg
- キオリトル:1錠中100mg
- セシオン解熱鎮痛薬AP:1錠中100mg
- ノーシンAc:1錠中150mg
- ポパドンA:1錠中150mg
- レスラックA:1錠中150mg
- 薬師鎮痛薬:1錠中100mg
他にもあるけど、メジャーどころとしてあげられるならコレくらい。
商品リンク貼ろうとおもったけど、すでにamazonに商品がないです!
イブプロフェン単味製剤
市販のイブプロフェンは15歳以上で使えます。1回150mg・1回200mg使える製剤と2パターンある。
200mg製剤はあとから承認されたもので商品名に「200」って主張しているものが多い。
ボクが提案するなら「イブ」もしくは「リングルアイビー」ってとこですね。
- イブ:1錠中75mg
- イブメルト:1錠中200mg
- ナロンメディカル:1錠中100mg
- リングルアイビー:1カプセル中150mg
- リングルアイビーα200:1カプセル中200mg
- メリドンIB:1錠中100mg
ただ単に「イブ」といっても6種類くらいあるから、なるべく具体的に商品名を伝えよう。何も飾り気がないノーマルな「イブ」もしくは「イブメルト」が単味です。
「イブ」のなかでメジャーな「イブA」だと単味ではなく「アリルイソプロピルアセチル尿素」や「無水カフェイン」も配合されている。
単味と言えないだけで配合されていてもどうということはない。まぁ「アリルイソプロピルアセチル尿素」は鎮静成分なので眠気がでる恐れがあることには留意しておきたい。
ロキソプロフェン単味製剤
ロキソプロフェンといえばロキソニンSだよね!
ロキソプロフェンは半減期が短く、効き目が短い。効き目が切れたからと言ってバカスカ飲まないように注意。医薬品は用法用量をまもって使いましょう。
ロキソプロフェンのデメリットは薬剤師が不在の時に購入できないことです。ドラッグストアが営業していても夜間は購入できない可能性が高い。
- ロキソニンS
- ロキソプロフェン錠「〇〇」
- ロキソプロフェンT液
- ピタリノールLX
- ナロンLoxy
- ハリー解熱鎮痛薬L
- ビタトレール ロキソプロフェンS
- メディペインS
単味製剤だとこんな感じだけど、他に胃を守る成分が配合された商品もいくつかあります。
「ロキソニンSプラス」「ロキソニンSプレミアム」「バファリンEX」とかね。
余談ですが、気をつけてほしいのが「ロキソニンSプレミアム」はたくさん入ってお買い得とか思って購入したら失敗します。なぜなら1回2錠服用なので。倍の24錠入っていたとしても12回分にしかならない。
単味製剤を検索する方法
単一製剤を探すのって地味にめんどくさいから、まとめましたが、情報に信憑性がないとか、自分で調べたいという人もいるとおもいます。
そういう人のためにボクが今回のまとめを作るときに使用した方法を紹介しておきます。
使用したのは「PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)」の一般医薬品検索です。
サイト内ではさまざまな条件で検索できるので「薬効分類」を絞って、「成分」を指定して、さらに「成分」を除外します。
▼こんな感じ

「単味」になるまでひたすら、その他の「有効成分」を除外していきます。
ワード除外は、スペースで区切りながら「複数ワード」を片っ端から除外していきます。
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