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【新人薬剤師の本】薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳を購入したらマジで有用すぎたわ

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どうもヤクタマです。

前から欲しかった「薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」を自腹で購入しました。といっても1800円だったので、とーってもリーズナブルに購入できたと思う。

購入先はAmazonね。

通常は9000円くらいするお高い書籍なんだけど安く買えてホクホクです。

というのも「薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」は2020年に第3版が発売したばかりなのですが、ボクが購入したのは2014年に発売した古い方(第2版)なのです。

あえて第2版という古いものを購入した理由は安いからにほかならない。前々から欲しかったのですが、高くて購入できなかったものが第3版が発売されたことによって型落ち品となり大幅値下げです!

第2版と第3版の両方のリンクを置いておくのでぜひとも価格比較検討してもらいたい。

ちなみに値下がりしているのは中古品の価格ですね。真面目に読むわけでもないのでボクは中古品で十分ですが神経質な方は新品を購入しましょう。

薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」は調剤薬局に備え付けておくべき書籍の1つだとボクは思います。

授乳中の薬の情報はインターネットでもヒットしますが「妊娠中の服薬可否」の情報はほとんどヒットしません。

1つ調べるだけでも一苦労なので専用書籍ですぐに調べられるようにしておくべきです。薬剤師・薬局としての責務を果たす上で欠かさない書籍といってもいいでしょう。

薬局においたらどうせすぐにボロボロになるから中古で十分、書籍は使ってなんぼなのです。

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薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳

分厚いドンキみたいな本ですな。定価8800円というのも頷ける物質量です。

見よ、この分厚さ!

購入してわかったのですが、この本の本来の立ち位置は辞書ではなく「読み物」ですね。驚くべきこのに、こんなに分厚いのに読むべきものなんですよ。

妊娠授乳についての知識を深めたいなら一から全部読んでみるといい。

薬効分類ごとにまとめられているので自身と関係深い分野から読破していくといい。

薬効ごとのお勉強チャート
  • 非妊娠期(一般的な薬物治療の目安)
  • 非妊娠期(子供を持とうとする人への投薬)
  • 妊娠期(妊娠中の投薬:初期・中期・後期)
  • 授乳期

こんな感じに 妊娠希望から妊娠出産を経て授乳期にいたるまで の薬物治療を順番に学ぶことができます。

妊娠期の薬物治療に関しては医薬品ごとに関連論文を使って詳細に評価してくれている。さらに妊娠初期・中期・後期で使い方が異なる場合は、その使い方までを網羅。

すげーぞ。

ただ、いろいろと書いてあるけど、最終的には妊婦に投薬するかどうかは「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。」という振り出しに戻ります。

結局は絶対安全と言い切れるものはないということだね。

まぁ、評価するための情報は多ければ多いほうがいいけどね。そんで、有益性と相対的に判断して決めるわけですな。

この分厚さからわかるように読もうとすると果てしない。読んだほうがいいのはもちろんだけど、読まなくても辞書としても十分有用なので薬局に備え付けるといい。あるとめちゃめちゃ心強いですね。

もし興味がある人は「妊娠と授乳 3版 | ActiBook」で数ページ立ち読みできるので購入前にチェックしてみるといい。

ボクが持っているのは第2版なので、情報が古いのですが、それでもそれなりに重宝します。

「実践 妊娠と薬」と「薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」どっち買う?

アンサングシンデレラ 1巻より

妊娠とくすりの本といえば2種類あるのです。

  • 実践 妊娠と薬(じほう)
  • 薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳(南山堂)

妊娠と薬の本を購入するとき、必ずどっちがいいかな?ってなるわけですよ。

アンサングシンデレラ1巻の画像を参照するに両方とも本棚にストックされているのがわかりますね。欲を言えば両方ほしいのですが、バカ高いのです。

出版社的には「じほう」と「南山堂」なので甲乙つけがたいですね。

なんで、どっちを購入したほうがよいのかボクの見解を述べよう。

いうまでもないけど、ボクが購入したのは「薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」です。選んだ理由は情報が新しいから。

「実践 妊娠と薬」は読んだことないから、そのよさはわからんけど、ただ言えることは、古い!

  • 実践 妊娠と薬 第2版:2010年12月(発行)
  • 薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳 第3版:2020年7月(発行)

医薬業界は日進月歩。

いくら良書であったとしてもさすがに10年以上も前の書籍ともなるとアップデートが必要ですよね。新しく出た薬もたくさんあるし、もうなくなった薬もたくさんある。

それでいてお値段1万4000円ともなると、払えますか?いいえっ、払えません。

まだまだ根強い人気があるようで中古価格もなかなか下がりません。メルカリみても高額で取引されているようですね。

かわりと言ってはなんですが、じほうさんは「妊娠・授乳と薬のガイドブック」というのもだしています。

これは薄くて、安くて、購入しやすい。

辞書系ではなく、読み物ですね。

妊娠・授乳の基礎知識や、服薬が胎児・乳児に及ぼすリスクの評価、妊婦・授乳婦の服薬に関する情報の調べ方を丁寧に解説。さらに、ケーススタディ形式で頻用薬を取り上げ、服薬の可否判断の考え方や根拠をわかりやすく示す。

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