どうもヤクタマです。
HKPIカード申請しました?
もちろんボクは申請してますよ。申請したまま音信不通だけどね・・・。
HKPIカードは何に使うの?
HKPIカードは「電子処方箋への調剤済み印の押印」に使うのでデジタル版の調剤印だとでも思っとけばオケ。
このカードは個人で申請を行うため、個人の所有物になります。
これがないと薬局で電子処方箋を応需できないのでしぶしぶボクが薬局を代表して申請するわけですが、ボクの所有物になるためその費用負担を個人が負担すべきなのか、会社ですべきなのか?問題が発生します。
誰が個人の負担でHKPIカードなんかとるんだか。
このカードが必要な理由は会社が電子処方箋を応需するためなので会社が負担してくれないならボクはとりません。薬剤師の社長が自分でとればいいさ。
会社に所属していないフリーランス薬剤師はこれからの時代個人で必要になってくるかもしれませんね。
ちなみに価格は5年で26400円と決して安くはない。しかも更新制です。
そして、この申請がなかなかめんどくさいのよ。
HKPIカード発行費用と諸経費
取得に必要な費用を解説。
利用費は日本薬剤師会会員と非会員で異なります。
- 定価:26400円(税込み)/5年
- 日本薬剤師会会員価格:19800円(税込み)/5年
ここに補助金が5500円でるので適用されれば上記金額より5500円差し引いた金額が請求されます。
店舗は薬剤師会に入っているのでボクは会員価格が適用されるものだとおもってたのですが、実際はどうなんでしょうか?
調べてみたらQ&Aがありました。
Q.日本薬剤師会会員のいる店舗の薬剤師は、全員会員価格ですか?
A.日本薬剤師会会員は薬剤師個人になります。店舗加入はございません。会員価格の適用は、本会会員であることが条件です。申請者が非会員の場合、会員価格は適用されません。
参考:日本薬剤師会認証局 | よくある質問より
どうやら個人で日本薬剤師会会員になっていない限りは割引価格にはならないようです。
そして、うちの店舗が加入していたのは日本薬剤師会ではなく県薬でした。
会員費以外にも申請に必要な費用があります。
その他の費用
- 住民票発行手数料:300円
- 顔写真プリント費用:900円
- 運転免許証コピー費用(裏表):20円
- 薬剤師免許証コピー費用:10円
- 書類送付費用:120円
- 平日休み出向費用:プライスレス
改めて書き出してみると腹が立ってきたわ。
HKPIカードを実際に申請してみた
率直な感想はめんどくせー。
まず申請から受け取りまでの流れを簡単に説明します。
- 申請書作成
- 書類送付
- メールで審査結果・支払い案内が届く → 支払う
- カードが発行される
- 最初に指定した受け取り場所(地域薬剤師会)に本人が受け取りに行く
流れはざっとこんな感じです。
めんどくさいのが⑤の自分でとりにいかないといけないことと、準備する書類に住民票や顔写真が必要なことですね。
準備したもの
- 申請書
- 住民票
- 運転免許証コピー
- 顔写真
- 薬剤師免許証コピー
住民票や顔写真が必要だから休みの日に準備しないといけないし住民票の発行手数料や顔写真の撮影費用が地味にかさみます。
諸経費を会社に請求するかどうかはあなた次第ですが、ボクは泣きながら自腹を切りました。
そして、カードの受取は平日に地域薬剤師会に本人が本人確認書類を持参してとりにいかなければならない。代理人が受領することは不可となっております。
ボクは平日休みの超貴重な時間を2回も消費しなければいけないシステムに強い怒りを覚えました。
さて、申請は「日本薬剤師会認証局」から行うことができます。
サイトにいって申請しようとすると事前準備がどうとかいろいろ書いてあるのですが、細かいことは気にせずに、まず申請書を作成してしまいましょう。
申請書の作成だけなら「支払い方法」や「会社情報」の入力は必要ないので会社のしがらみなく個人の情報だけで作成できます。
申請書を作成すると一緒に「☆★☆これから行うこと☆★☆」っていうポップな書類も一緒に出力されるので、それに従って申請手続きを進めていけばいいです。
気になる支払い方法についてですが、これは申請書を提出して審査結果と一緒にメールで「費用の支払い案内」がくるで、あとは会社に支払ってもらうか、自分で支払うかどうかは交渉次第ですね。
申請するときに知っておくとよい豆知識
諸経費を節約するために知っておくとよい暮らし豆知識を紹介しよう。
証明写真はスマホで撮れば格安
スマホで自撮りしてコンビニでプリントすれば、破格の値段で顔写真を作ることができます。
無料アプリをインストールしてもよいのですが、無料でつかえるサイトもあるのでボクはそれを利用しました。
このピクチャンを使うメリットは「会員登録なし」「ダウンロードなし」「アプリ不要」ととにかく手間がかからない。
HKPIカードの申請に必要なのはパスポートサイズの写真(45×35mm)です。
サイトにアクセスして手順通りにすすんでスマホで写真撮ってアップロードすると「プリント予約番号」を発行できます。
コンビニにいって「プリント予約番号」を入力すれば簡単に写真を印刷することができます。
費用はプリント代の200円だけ。200円で証明写真3枚分を印刷することができるので激安ですね。
住民票の発行はコンビニが早くて安い
わざわざ混んでる市役所にいかなくてもマイナンバーカードがあれば、住民票はコンビニですぐに印刷することができます。
市役所にいくと待たされたあげくに300円とられるけど、コンビニなら24時間いつでも印刷できて200円とお値段もやすい。
住民票は市役所で発行はもう古い!
裏表のコピーはコンビニなら1枚でできる
コンビニのマルチコピー機はいろいろできるので試してみるといいです。
運転免許証を裏表コピーするモードを使用すれば、まず表をスキャンして、つづいて裏をスキャンすることで自動で1枚にまとめてくれます。
そしてお値段は1枚分の10円と超良心的です。
薬剤師免許証は縮小コピーして保管しろ
管理薬剤師になると何かと薬剤師免許証コピーが必要になる場面は多いのですが、薬剤師免許証(B5)はサイズがでかいためコンビニのコピー機を利用しないとコピーできません。
なので、薬剤師免許証は最初に「B5 → A4」に縮小コピーしておいてA4コピーをカバンに入れとくといい。
もしコピーが必要になったらそのA4をコピーして使用するといいです。
ボクはA4サイズで10枚まとめてコピーしてカバンにいれてるから、いつでもコピーなら提出できますぜ。
あとA4サイズのコピーならスキャンしてPC取り込みも簡単なのでPDFにしていつでも印刷できるようにもしてあります。
最後に
HKPIカードはほんとに必要なのかね?
マイナンバーカードと統合してくれたら、手間もお金もかからないんだけど。
できないの?できるでしょ?
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