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薬剤師が教える漢方薬を飲みやすくする工夫

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どうも、薬剤師のヤクタマです。

漢方薬の服用がきらいな人いませんか?

  • 口に残ってざらつく
  • むせこむ
  • にがい・くさい・からい

ボクは、口の中にザラザラといつまでも残ってるのがイヤで、漢方薬を服用するときは水を3杯ガブ飲みしてます。

歯に挟まっていた顆粒があとからでてきて、口の中が苦くなったら最悪ですからね。

飲みづらい理由はひとそれぞれですが、これらを解決して飲みやすくする工夫を紹介します。

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袋オブラートはマジ神、ゼリー状になってツルンと飲める

ありきたりですがオブラートがめっちゃいいよ。

漢方は、味や匂いも効き目の一部といわれているけど、飲めなければなんの意味もありません。

味や匂いが効き目の一部であることは間違いないんだけど、それがメインじゃないからね。嫌なら、コーティングしてしまって大丈夫。

上記リンクは、スタンド付きの袋オブラートです。

スタンドにオブラート(円錐状)をたてて、そこに漢方薬をサラサラと流し込みます。

流し込んだら、オブラートの口を折りたたんで、少量の水にしずめます。

水にしずめて10秒もしたら、漢方薬の周りがゼリー状のなにかにコーティングされるので、水でツルンと飲み込むことができます。

それはもう顆粒じゃないです。ゼリー状のなにかです。

ニオイもコーティングされるし、ザラザラしません。顆粒が口の中で拡散することもありません。だってゼリー状ですから。

文章だとわかりずらいから動画をみてもらうと一発ですね。

漢方業界の2大巨塔の一角であるツムラさんが超わかりやすい動画がアップしています。

ヤクタマ
ヤクタマ
オブラートってこうやってつかうんですよ

カプセルにいれるオブラートもあるんだけど、漢方はカサが多いから1個のカプセルにいれるのは、むずかしいです。

複数カプセルにするくらいなら、袋オブラートで包んだ方が簡単だし、ゼリーになるから飲みやすい。

水を口に含んでから漢方薬をのみこむと味がやわらぐ

水をふくんでから、その上から粉をサラサラと口に入れたほうが匂いがしないし、舌触りも和らぎます。

とにかくポイントは先に水をふくむこと

これは超手軽だから普段からできますね。

口の中で粉が拡散するのも防いでくれるから、飲み込むときに口に残りにくいです。

ただ、効果は低めなので、口の中に残りにくい、味がしにくいという程度で、なくなるわけではありません。

そして、水をふくみながら薬をのむのむずいです。

お湯・水に溶かして飲めばザラザラしない

顆粒の漢方薬は、水やお湯にといて飲んでもいいです。

お湯に溶いたら味がうすれるし、いつまでも口のなかでザラザラと残ることはない。

漢方薬のほとんどは、生薬をお湯で抽出した成分を顆粒に加工したものです。

それをお湯に溶いたら、戻るだけです。

なにより体を温めるために服用する漢方であれば、お湯でといた方がより効果的とも言えるでしょう。

ただ、熱(炎症)をとるために服用する漢方であれば、お湯よりは水にといた方がいいでしょう。その判断はむずかしいかもしれないけどね。

まぁ、「冷え」を改善するためにもらったものなら「お湯」で間違いないでしょう。

お湯ならわりとすぐに溶けるけど、水だと、なかなか溶けないから根気よくかき混ぜます。

もしお湯でといたものが美味しくないというなら「ハチミツ」加えてみると飲みやすくなります。とくに葛根湯とハチミツの相性は抜群です。

葛根湯を構成する生薬に「桂皮(ケイヒ)」と「生姜(ショウキョウ)」があります。わかりやすく言うと「シナモン」と「しょうが」ですね。

これにハチミツを加えてお湯に溶かせば「ハチミツしょうがシナモン風」になるんです。

美味しいよ。

ハチミツでお団子にしてしまおう

漢方薬とハチミツはとっても相性いい。そうそう1歳未満はハチミツNGね。

ハチミツは味のバランスを整えて、匂いをコーティングし、舌触りもなめらかにしてくれます。

ただ、混ぜるのがめんどくさいというデメリットはありますね。

なかなか混ざらないけど、混ぜたら飲みやすくなること間違いなし。

レンゲのうえでハチミツ加えて指で混ぜてみました。

1回2.5gがこんな感じになります。顆粒ではなく1つの流動体になるから、そのまま飲み込んでしまってもいいです。

漢方を飲みやすくするならハチミツがいいけど、味を付けるのが目的ならいろいろあります。

  • ココア
  • 練乳
  • バニラアイス
  • 砂糖
  • ジャム

お子ちゃまが飲みにくいと言うなら、とりあえずハチミツで、その次は砂糖がいいとおもう。

いろいろ混ぜるのめんどくさいから、飲んでくれるなら砂糖がお手軽でいいよ。おこちゃまは砂糖大好きだから。

錠剤にかえてもらう

どうしても無理なら、薬局で「錠剤」にかえてもらえるか相談してみよう。

漢方は「顆粒」なイメージが強いけど、ものによっては「錠剤」が売っています。ただし、どこの薬局もほとんど在庫してないから、当日中にもらえるとは思わないほうがいい。

漢方に錠剤が少ないのは、どうしてもカサが多くなってしまうからです。

漢方は、1回2.5g~3gでしょ?

たとえば、有効成分が500mgの錠剤ってデカイの想像できますか?

「ムコダ●ン」「クラビ●ト」「バルトレ●クス」「トラン●ミン」とか、有効成分500mgであんなにでかいんですよ。

それを2500mgや3000mgが1錠におさまるわけないです。だから漢方の錠剤は1回4~6錠とかになります。

「丸剤」もあるけど、1回20丸とかになります。

錠数はおおいけど、口の中で残るザラザラや苦味がないから、錠数が苦にならない人はこっちの方がいいのかもしれないですね。

「ツムラ」は全部顆粒だから、錠剤を希望するなら「クラシエ」になるね。

漢方薬を詳しく勉強するには

漢方薬はめちゃくちゃ奥深いです。

それこそ、学べば学ぶほどわからなくなる「底なし沼」ですね。

漢方専門じゃないから、そこまで詳しくないけど、何冊か本読んでお勉強しています。

いくつかオススメの書籍があるので別の記事で紹介しています。よかったら、見て下さいな。

新人薬剤師の勉強にオススメの本【漢方薬編】こんにちはヤクタマです。 今回は漢方薬の勉強にオススメの書籍を紹介します。 漢方の世界は奥深いから一冊だけでは理解しきれない...
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