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【裏ワザ】新患入力に「患者氏名」の入力は不要なんです!

新患入力に「患者氏名」の入力は不要
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どうもヤクタマです。

今回は、地味だけど知っとくと色々と役に立つ入力テクニックの紹介です。

これマジで便利なので絶対覚えておいた方がでいいです。すぐにできるから、明日にでもやってみてくださいな。

このテクニックを使えば、患者名を入力せずに、患者名を入力することができるので、意味分かんないでしょ?

その方法は、新患入力するときに「氏名」と「フリガナ」の欄を空欄のままでオンライン資格確認をします。

すると、あら不思議、自動で「患者名」と「フリガナ」が入力されます。

自分で入力せずとも自動で入力されるの、すごくね?

「漢字が読めない」「漢字が入力できない」「変換できない」「手書き入力しなきゃ」「外国人の名前は英語?」など、そんな心配とは完全におさらばです。

なぜなら、オン資かけるだけで自動で入力されるからです。

なぜ、このようなことができるのかというとオンライン資格確認に「氏名」「フリガナ」は不要だからです。

オンライン資格確認は「生年月日」「保険者番号」「番号」から個人を特定します。特定された個人の「氏名」「フリガナ」を取得できるため自動で入力されるわけです。

新患入力するときは最初に「氏名」を入力するため気づきにくいのだが、あえて「氏名」を記入せずに先に進むのがポイントですね。

さらに応用もできます。

例えば、いままで「祐介」で入力していた人がもしかして「裕介」だったのかもしれないってなったとき、一度、名前を削除して「オンライン資格確認」をしてみます。

名前が入っている状態だと訂正してくれないのですが、名前を消せばオンライン資格確認システム上に登録されます名前を取得することができます。

これは新患登録に関わらず使えるテクニックです。

結婚・離婚して名字がかわったとかでも使えます。

旧姓が入力されたままだとオンライン資格確認しても訂正されないけど、旧姓を削除してからやると自動で新しい名字が入力されます。


参考:オンライン資格確認に必要なデータ

オンライン資格確認に「氏名」が不要なことがわかりますよね。

必要なのは「保険者番号」「番号」「生年月日」これだけです。実は「記号」「枝番」も飛ばしても大丈夫だったりします。

入力しなかったものはオンライン資格確認したときに自動で補完されます。

逆に、事前に入力されていると補完してくれないばかりか、指摘もしてくれません。

たとえば、氏名は「漢字」でなく「カタカナ」で入力しても訂正はしてくれません。また「漢字」が間違っていても訂正してくれません。極論を言うと、別人の名前でも「保険者番号」「番号」「生年月日」が一致していればエラーはでません。

ちなみに漢字をカタカナで登録しても請求は通ります。

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おまけ:患者氏名はカタカナでいいの?

患者氏名は漢字で入力しなくていいのか、レセプトの記載要領でも見てみましょう。

調剤報酬明細書の記載要領

(10) 「氏名」欄について

  • ア 姓名を記載すること。ただし、健康保険の被保険者については、姓のみの記載で差し支えないこと。
    なお、電子計算機の場合は、例外的に漢字を読み替えたカタカナを使用すること又はひらがなをカタカナに読み替えて記載することも差し支えないこととするが、この場合には被保険者であっても姓名を記載することとし、姓と名の間にスペースをとること。
  • イ 性別は該当するものを○で囲むこと。なお、電子計算機の場合は、「1 男」、「2 女」と記載しても差し支えないこと。
  • ウ 生年月日は以下によること。
    (ア) 該当する元号を○で囲み、生まれた年月日を記載すること。
    (イ) 電子計算機の場合は元号については「1 明」、「2 大」、「3 昭」、「4 平」、「5 令」と記載すること。
  • エ 電子レセプトによる請求を行う場合は、アによる姓名と別にカタカナによる姓名を記録することが望ましい

厚労省資料「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について
令和2年3月27日:保医発0327第1号

電子レセプトの場合は、漢字をカタカナに読み替えて記載することも差し支えないって書いてありますね。

外国の方の名前で、中華系や韓国系のやたら難しい漢字あるでないですか、あれはカタカナでOKなのです。

またアルファベットの方もカタカナで大丈夫ですが、患者氏名とは別にカタカナでフリガナを付けるべきともされています。

情報の精度として、漢字の場合は旧字体など複数の字体があり、表記に揺れが生じる可能性がある。表音文字であるカタカナとひらがなの大きな違いはないが、現在、介護保険台帳はカタカナ表記であり、それを前提としたシステムとなっている。

厚労省資料診療報酬に係る事務の効率化・合理化及び診療報酬の情報の利活用等を見据えた対応について

漢字だと旧字体などの表記のゆらぎがあるからね。カタカナの方が使い勝手がいいんですよ。

おまけ:オンライン資格確認の運用方法

いつの間にか導入されていた「オンライン資格確認」ですが、これの具体的な運用方法を誰も教えてくれません。

ということで、当薬局で僕が提案して、実践している「オンライン資格確認」の運用方法を解説します。

基本は、全例オンライン資格確認です。

ポチポチするだけなのでとりあえず全例チェックです。ぶっちゃけポチポチするのもめんどくさいから自動でやってくれてもいいんだけどレセコンさん?

これで保険証情報違いによる返戻を限りなくゼロに減らせます。

全例チェックにともなって紙の保険証の預かりを禁止しました。病院が確認して処方箋に記入してくれているので、薬局では保険証を預かりません。

保険証を提示されても、その場で返却します。

これで保険証をチェックする手間と、預かるリスクをゼロにできる。もちろんオンライン資格確認ではじかれたときは保険証の提示を求めます。

当薬局では処方箋はQRコードで処方入力だから、処方箋に記載された保険証情報が自動で取り込まれます。

取り込まれた保険証情報をさらに「オンライン資格確認」することで2重チェックです。ぶっちゃけ、保険情報なんて1ミリも目視チェックしない。

取り込んで、オン資ボタンポッチとなので、思考停止状態でも間違えずにできます。

もちろん、裏打ちチェックともしません。なぜならオンライン資格確認でチェック入れてるからです。

保険証情報を2回、3回とチェックしている薬局はオンライン資格確認導入をきにオペレーションを見直したほうがいいかもしれません。

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