どうもヤクタマです。プリンターが壊れました。
調剤薬局は印刷物の量ハンパないからね。プリンターがぶっ壊れることなんてもはや日常茶飯事です。
いろいろ調べて新しいプリンター購入したので、他薬局さんの参考になればと公開します。
まぁ何が正解はわからんけどね。
購入したプリンター
購入したプリンターは「PX-S270T」です。白黒だけ印刷できるインクジェットプリンターですね。
ランニングコストが純正品で0.5円/枚と激安なのよ。印刷スピードも十分だし両面印刷にも対応しています。
とにかく圧倒的にコスパがいいのはインクが安いから。
純正品でも安いけど、互換品インクを使うとさらにこの半額にできます。純正品で0.5円/枚ですから互換品を使えば0.2円/枚 も夢じゃない!
純正品のインクは「YAD-BK」を使用します。
こいつ1本で約6000枚を印刷できるので、1本2000円強で6000枚って安くね?
当たり前だけど白黒1本にしぼってるからカラーインクを買う必要性がない。下手にカラーも印刷できるプリンターを購入してしまうと白黒印刷しかしないのにカラーインクも消耗される無駄が発生します。
カラー印刷は薬袋プリンターつかえばいいので、用途を白黒に限ったプリンターを別途購入することで薬局の印刷コストを下げることができます。
うちの薬袋プリンターから白黒A4を印刷すると2円/枚するので、それが0.5円/枚になるのだから導入するメリットは大きい。
ちなみに互換品のインクは2本で2000円とこれまた爆激安。
不満なポイント
おおむね満足しているけど、不満な点もなくはない。
一つは「用紙カセット250枚」では小さすぎるという点ですね。1日でなくなるね。
もう一つは手差しが1枚ずつしかさせないことです。手差しを使わなければいいだけの話ですが。
満足なポイント
セットアップがめっちゃ簡単。
ネットワークプリンターを素人が設定できるのか心配だったけど、LANケーブルさしてマニュアル通りに進むだけで簡単に1台のプリンターを複数のパソコンで共有して使うことができます。
独自購入なのでレセコン会社さんには頼れないから心配していたポイントでしたが、これなら誰でもできる。
プリンター選びのポイント
プリンター選びのポイントはまずコスパで間違いない。
コスパは上記でクリアしたので、その他に薬局で使うときに抑えておきたいポイントを紹介。
有線LANでつなげられること
無線LAN/USBでしか接続できないプリンターがあるのよ。
購入した「PX-S270T」は有線LAN/無線LANだけど、姉妹品「PX-S170T」は無線LAN/USBなの。姉妹品のほうが安いけどこれは譲歩できないポイントです。
無線LANでつなぐとブチブチ切れる問題が発生するのと、印刷スピードが格段に落ちます。レセコン入力してから印刷物がでるまでにタイムラグがあるとストレスなので業務用で使うプリンターは絶対に有線LANでつなげましょう。
USBでつなげるのもいいけどUSBだと1台のPCとしかつながらないから複数PCで1台のプリンターを使うなら有線LAN必須ですね。
メンテナンスボックスが交換できること
メンテナンスボックス(別名:廃インクボックス)が交換できるのは超重要。
メンテナンスボックスとは廃インクを保管するボックスです。インクってのはすべてを紙に吹き付けて消費するわけではなくちょっとずつ余った分を捨てています。
廃インクが満タンになった時点プリンターが止まります。
交換すればすむことなのですが、交換できないタイプだと大変なのです。
もし交換できないタイプを購入してしまうと対処方法は、メーカー修理もしくはプリンター買い替えという苦渋の選択肢しかありません。メーカー修理だと1万円はくだらないし、修理がすむまでプリンターが使えなくなる。
まずいでしょ。
だから交換タイプでないといけないのです。メンテナンスボックスが交換できると、プリンターが壊れるまではずーっと使い続けることができます。
耐久寿命がながいこと
家庭用プリンターを業務でつかったらすぐぶっ壊れる。
薬局の業務用に耐えうるプリンターは耐久枚数10万枚以上です。インクジェットだと10万枚が限度かな。
レーザープリンターだと耐久枚数が多いようで20~30万枚ってのもあるけど、コスパを考えるとちょっとね。
薬局でプリンターを追加で購入する意味
プリンターはレセコン業者から購入しているものを使用しているとおもいますが、うちはそれだけだと回らないので1台独自に購入したものを併用しています。
レセコン会社さんから購入しているものは保守に入っているので壊れても修理すればいいし、勝手に違う機種には買い替えできないよね。
壊れて購入したのは追加で独自購入しているぶんです。追加したのは白黒だけが印刷できる低コストプリンター。
薬袋とかのプリンターはカラーも使用できるものなので、白黒にしぼったプリンターの方が低コストで印刷できます。一度、自店舗の印刷物1枚単価を調べてみるといいです。
レーザープリンター使ってる場合は、白黒でも1枚4円くらいを想定してください。1枚4円が0.5円になったら年10万枚印刷するとして35万円も差が出ます。
それだけあればプリンターなんていくらでも買えちゃうね。
ちなみに、うちで白黒を出力するのは投薬するまえにチェックする患者チェックシートです。処方箋ごとに毎回出力しているのでかなりの数になります。
これを薬袋・薬情と一緒にプリンターで出力すると書類がグチャグチャになってしまうので、別プリンターで印刷しているわけです。
そして薬袋プリンターで印刷するよりも遥かに単価が安い。
ということでプリンター選びは慎重にな!
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