どうもヤクタマです。
棚卸マジでだるくないっすか?
すでに通常業務で手一杯なのに、さらに一日かけて在庫を数えるとか、そんな時間どこにあんの?
もう休日出勤するしかないよね。
でも、うちは残業代や休日出勤手当という概念がない超絶ブラック企業なので、残業してもプラスのオチンギンなし。自分の時間を無償譲渡して会社に貢献する超優良企業戦士ヤクタマンです。
クソですねー。
どうせ残業するなら、その負担をなるべく少なくしたいってことでスマホ利用した棚卸DXの導入ですね。
この棚卸DXを実行するのに利用した棚卸アプリは「ZERO STOCK」です。このアプリは摩訶不思議なことに完全無料で利用できて棚卸にかかる時間を1/3にしてくれる神ツールなのです。
いままで12時間かかっていたカウント作業も4時間で終わらせることができます。4時間なら半日で終わることになりますね。
ちなみにステマじゃなから!
ガチでおすすめなので紹介しているだけなんだからね!
「ZERO STOCK」とは
超絶優秀な薬局の棚卸専用の無料アプリです。
未来永劫に無料宣言がでています。
使いたい薬局は、利用申請したのちに、手持ちのスマホにアプリをインストールすることで使えるようになります。
利用申請すると薬局固有のIDを1つ発行してくれるので、そのIDをスタッフみんなで共有することになります。
当日は1人1台スマホ(Android・iPhone)をもって、ガンガンカウントしていくのですが、IDが共有なのでカウントデータは1つのIDに集約されます。
棚卸データはWEB上に保管されるため個人のスマホを利用してもデータがスマホに残ることはありません。
棚卸の方法
1人1台スマホを持ってPTPや箱についたJANコードをスキャンして、錠数をスマホに入力するだけです。
とにかくカメラアプリの感度がやばいね。ストレスなく箱でもPTPでもガンガン読み込めます。
これにより1人で記録とカウントの両方がスピーディーにできるため、紙とバインダーをもった二人一組でやるツーマンセル棚卸と比べて2倍効率化されています。
さらに、目の前にあるものを黙々と数えるだけなので一覧表から医薬品を探す手間がなくなります。これでさらに30%効率化です。
これにより通常の棚卸の時間を1/3にまで圧縮できます。
複数箇所に在庫があるものに関しては、別々に数えることで自動で合算してくれます。まずは棚にある在庫を数えて、そのあとに棚上にある在庫をカウントするという方法もとれます。
事務も薬剤師も関係ない、薬の場所を覚える必要もない、リストチェックする必要もない、ただただ感情を殺してひたすらカウントするだけ。
結果、通常の1/3の時間で棚卸ができるようになります。
薬局のレセコンと連動できるの?
在庫を数えるにあたっては、薬局のレセコンと連動させる必要はありません。
ゼロストックでカウントしたデータはCSVに出力して印刷ができます。
印刷した棚卸データをシコシコとレセコンに手入力するだけなので連動する必要はありません。
従来の棚卸もそうでしょ?
在庫一覧表を出力して、そこに手書きで錠数を書き込むことで棚卸が完了します。
結局は手入力なんですよね。
連動できないなら力技で対処すればいいだけなんです。
ちなみにレセコンから出力した実在庫データをゼロストックに取り込んで、ゼロストックで実在庫を確認しながらカウンティングを行うこともできます。
条件としては実在庫とYJコードがセットになったデータをCSVで出力できることです。実在庫データはあるに越したことはないけど、なくてもカウンティングに支障はない。
ゼロストックでカウントしたデータをレセコンに取り込めないの?
できるかもしれないし、できないかもしれない。
できなかったら手動入力でシコシコと取り込めばいいので、カウンティングだけでも使うメリットは十分にあります。
うちはレセコンではなくジャストックで在庫管理しているので、ジャストック✕ゼロストックで棚卸データを取り込めないかチャレンジしてみました。
これに関しては別記事にまとめてます。
参照「JustockEX」✕「zerostock」で棚卸した備忘録
棚卸準備で気をつけること
実際に棚卸したときに準備したことをまとめます。
スマホのフル充電
これは盲点だけど、スマホのフル充電は必須です。万一に備えて充電器は準備した方がいいし、モバイルバッテリーもあったほうがいいです。
棚卸は最低でも4時間程度は画面を点灯させてスマホをフル稼働させます。場合によっては10時間以上フル稼働させることも考えられる。
電池切れたら何もできない。
事前にアプリインストールとログイン
アプリのインストールだけでなく事前にログイン作業もやってもらいます。全員がログインする必要あるので、おばちゃんに当日ログインIDやらパスワードを入力させてると思いのほか時間くわれます。だって入力方法から説明しないといけないんだもん。
ネット環境を整える
通信量はあまり多くないのでモバイルデータ通信でもいいんだけど、Wi-Fi使える環境にあるなら、事前につないで上げたほうがスタッフのギガに優しい。
おばちゃんにWi-Fi設定してもらうの大変だから事前にネット環境どうするか相談しとくといいです。
GS1コード使うか、YJコードをつかうか
カウントするときにGS1コードを使うか、YJコードを使うか選ぶ必要があります。
そもそも普段どっちで在庫管理しているのかってことです。
GS1コードは包装単位ごとのコードです。たとえば10gチューブと5gチューブを別々の数で管理したいときはGS1コードでカウントします。
YJコードで数えたら10gチューブも5gチューブも500gツボもごっちゃ混ぜでトータル量で管理します。
うちは全量で管理しているのでYJコードでカウントしました。普通はYJだとおもいます。
おわり
アナログの棚卸をしているところはぜひ使ってみてください。
マジで、革命です。
一度使ってしまうと、ゼロストックなしでは棚卸をできない体質になってしまいます。
無料じゃなくなったらどうしよう?なんて心配してますが、これならお金払ってもいいとおもっています。
カウントがおわったら、データの取り込み作業が残っているとおもうので、別記事にまとめてます。
もし興味があればそっちも読んでくださいな。
参照「JustockEX」✕「zerostock」で棚卸した備忘録
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