こんにちはヤクタマです。
新人薬剤師の勉強に「レシピプラス」のシリーズがめちゃオススメなんでシリーズ全部まるっと紹介しちゃいます。
薬剤師の雑誌といえば日経DIがあまりにも有名なので購読している人は多い。
ボクも、かれこれ数年ずーっと有料版を購読してるけど、まぁ、ぶっちゃけほとんど読んでないよね!
日経DIの定期購読は止めようとおもってる。
その浮いたお金で、かわりに購入すると決めたのが「Rp.+レシピプラス」シリーズ。年間5000円程度なので超安い!
「Rp.+レシピプラス」っていう南山堂がだしている定期刊行本です。
Amazonで購入できます。
もしAmazonで購入するなら薬剤師だけがつかえる3000円ギフト券をゲットできるキャンペーンがあるから、利用してから購入したほうが絶対オトクです。
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薬剤師限定:2023年11月30日まで
Rp.+レシピプラス
出版社名:南山堂
発行間隔:季刊
発売日:1,4,7,10月の1日
臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みも解消、臨床力を磨ける季刊本です。
1年で4冊発行されて、年間購読料5280円(税込み・送料無料)で申し込むことができます。
年間5000円ちょいだから薬剤師の給料なら払えるよね。日経DIの半分の値段で年間購読できる。
とりあえず一部だけどこんな感じのやつね▼
写真で見てわかると思うけど1冊につき1テーマです。
イラストをふんだんに使用してフルカラーでわかりやすく解説してくれます。1冊140ページくらいで日経DIみたいなペラペラの雑誌ではなく、レシピプラスは硬いカバーでコーティングされた「本」です。
めちゃくちゃ読みやすいから新人薬剤師だけでなく薬学生も読んでおくといい。
年間購読しなくても1冊ごとに書店で購入できるし、大きい書店に行くとバックナンバーもそろっています。
定価は1冊1200円(税別)です。薬剤師の専門書籍はクソ高いけどこれなら購入しやすいよね。
尿のトラブル110番: 排尿を助けるくすり,妨げるくすり
おしっこにまつわるトラブルをまるっとか解決編ですね。
尿が出ない!あるいは出すぎて困る?これらは何が原因なのでしょうか?この本ではこれらの排尿トラブルを解決へと導く方法を一緒に探っていきます。
「排泄」は日々の生活を営む上で避けては通れない活動です。だからこそ、排泄に関する問題や不快感が生じると、それは私たちの生活の質(QOL: Quality of Life)を大きく下げ、ストレスとなってしまいます。
とにかく尿(尿路)に注目し、薬剤師や医療スタッフが知っておくべき基本的な知識をまとめています。さらに、「患者さんから情報をどのように収集すれば良いのか?」、「排尿に関する問題に対してどのようにアドバイスすれば良いのか?」といった患者対応・生活指導の方法、さらには「市販の医薬品はどのように使用するのか?」、「尿吸収用品を使用する際の注意点は何か?」など、より具体的な患者のケアについても解説しています。
便のトラブル110番: トラブルを解決に導く! 薬の選び方と使い方
うんちにまつわるトラブルをまるっとか解決編ですね。
「便秘には下剤、下痢には止痢薬」って、本当にそれで大丈夫だと思いますか?
病院や薬局、ドラッグストア、そして日常生活でも、便秘や下痢、腹痛などのお腹の問題を抱えている人はたくさんいます。しかし、その問題を自覚していても、なかなか医者に行くことができない人もいます。また、医者に行ったとしても、自分で薬を調節するのが難しいと感じている人もいます。そんな人たちに必要なのは、薬剤師や医療スタッフ、登録販売者からの適切なアドバイスや生活習慣の改善のサポート、そして薬に関する情報提供です。
うんちにまつわるよくある問題を取り上げ、薬の正しい使い方の指導や、お腹の問題を解決するためのアドバイスを提供します。また、「なぜこんな症状が出るのか」「なぜこの薬が選ばれるのか」などの疑問にも答えます。便秘や下痢についての基本的な知識から始め、医療スタッフが患者さんの薬物療法をサポートするための情報を提供します。
徹底サポート腎機能低下時のくらしとくすり
腎臓編第二弾ですね。
第一弾は腎機能チェックがメインなので、腎臓の機能や検査値を中心で知りたいなら第一弾をチェックするといい。今回は、治療薬と透析が登場します。薬剤師的にはこっちのほうがアツい!
透析って実際に何をする治療なの?これを除去して、これは除去しないとか。詳しく知ることができます。
治療薬も「球形吸着炭」「リン吸着薬」「HIF-PH 阻害薬」「ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬」「SGLT2 阻害薬」「ネプリライシン阻害薬」とかの使用意義とか、可能性とかを学べます。
よりよい薬物治療のための 食事のはなし: 服薬指導その前に!!
栄養・食事と薬の話!
読んでないからわからんが、話のネタの補充としていいかもしれん。
となりのウイルス: ウイルスを知って,感染予防や対策につなげよう
いまもっとも旬な話題である「ウイルス」についての特集号です。
旬であるからこそ抑えておきたい一冊ですね。
- ウイルスを知れば百戦して殆うからず
- ウイルスと戦う方法
- 再検証! 新型コロナウイルス
- 薬局ができる新型コロナウイルス感染症対策
- 新型コロナウイルスの最大の副反応「集団心理」
ワクチン編とセットで読んでおくといい!
神経ゼミ:抗精神病薬講座: 薬のはたらきと使いドコロがざっくりわかる本
これ一番わかりやすい抗精神病薬の本です。メンタル系に苦手意識がある人は、これを読めば間違いなく克服できる。
「ドパミン」「ヒスタミン」「ノルアドレナリン」「セロトニン」など、脳内伝達物質がかわいいニャンコのイラストになっており、とっつきやすく勉強できる。
前作(抗精神病薬を整理する 統合失調症患者の対応をシミュレーション)ってのがあったけど、あれは難しかったが、こっちはわかりやすいから大丈夫!
ちなみに「抗うつ薬」については過去作(今どきの抗うつ薬処方)でまとめられているから今回のは主に「統合失調症」についてです。
- 速攻マスター!ドパミン&セロトニン
- 抗精神病薬 自由自在
- 実践・管理と指導!くすりちゃれんじ
- 患者対応のイロハ
こいつを読めば服薬指導で「何を聞いていいのかわからない」「何に注意すればいいのかわからない」など、心配いらなくなります!
腎臓が教える「腎機能のみかた」: 助ける薬と避けたい薬
腎臓への愛にあふれる書籍ですね。
腎臓の視点から「腎機能とくすり」のことを知って、患者さんと腎臓を助ける薬物療法のサポート法を身につけます。
- 世界初!? 独占インタビュー! 腎臓が語るホンネと苦労
- iSCAN-D のための腎機能と薬の評価法
- クイズ 100 腎に聞きました! 潜むリスクにiSCAN!
- 身体のなかのお片づけ! 代謝・排泄と「かたち」
クイズ100をクリアすることで腎臓に注意が必要な薬剤への危機察知能力が高まります。
これ薬剤師の腎機能の初学者にめちゃめちゃいいです。
違いがわかる 不整脈: 抗不整脈薬・抗凝固薬を整理する
かゆいところに手が届くのがレシピプラスのいいとろこです。実は、不整脈なんてほとんど勉強したことないのでわからん。
この本でようやく概略を把握することができたので買ってほんとに良かった。
- 不整脈のこと,どれだけ知っていますか?
- 不整脈治療 古今東西
- ここがヘンだよ! 不整脈処方箋 間違い探し
- ガイドラインもみるみるわかる? 転ばぬ先の質疑応答
- 「かたち」を見るとドキドキするのはなぜ?! 恋する抗不整脈薬
内容は難しいんんだけど、飽きのこない構成になってるから一気に読むことができます。
再発見!SGLT2阻害薬のチカラ: 事前の指導でトラブル回避!!
SGLT2阻害薬も発売してからずいぶん立ちますね。最近では心不全にも使えるようになって新たな使い方が注目されています。
ふれる機会も多くなってきているので、ここいらでガッツリ学ぶといい。SGLT2のみにポイントを絞ってるからSGLT2に強くなれること間違いなし。
- 有害事象を回避せよ! SGLT2阻害薬のヒヤリ・ハット事例集
- SGLT2阻害薬のツボを押さえる
- 服薬継続/中断を分ける運命の選択?! SGLT2阻害薬のチカラを引き出す
- フロリジンだヨ! 全員集合! SGLT2阻害薬のかたち
おさらい!「がん」の基本
まだパラパラとしか読んでいないけど、めちゃくちゃわかりやすい。
薬局薬剤師は「ガン」苦手だからね。ぶっちゃけレジメとか???だからね。たぶん勉強しようとおもったこともないのではないでしょうか?なぜなら基本すらわからないから取っ掛かりがないんです。
そんな、取っ掛かりが皆無の状態を打破するのに丁度いいのがこの本だと思います。
タイトルにあるように「おさらい」&「基本」だから簡単なところから、イチから説明してくれています。
各種ガンを項目ごとに1つずつ説明してくれるから、興味があるところから1つずつ攻略していくといいでしょう。
型を知り 型を破る ワクチン
予防接種の特集です。
予防接種アンチ派というのがいるから、それに負けないくらいの知識をつけてましょう。ワクチンを学ぶ上で大切なのは、その歴史ですね。
深いいエピソードがたくさんあるから、薬剤師なら是非しっておこう。そもそも流行ってもない病気のワクチンをどうやって作るのか?って話ですね。
それは、未来を予想するんですよ。
みてわかる!循環器のキホン 心不全のくすり: 慢性心不全の薬学管理と生活サポート
これはマジでよかったので新人薬剤師は買ったほうがいい。
内科でモリモリ薬がでているパターンの多くは「心不全」ですよね。長期で服薬管理が必要になってきますが、定期処方だからと「DO:体調変化なし」でそのまま渡していませんか?
心不全のバックグラウンドがわかれば「DO:体調変化なし」から脱却して、アプローチするポイントがわかるようになります。
心不全の病態がわかれば、つかってる薬の意味がわかります。とくに利尿剤がポイントになってくるんだけど、なぜ利尿剤が大事かというところを、イラストを交えてこれでもかと説明してくれる。
心不全には利尿剤とってもた大切。
ほかにも、気になる疑問もQ&Aで回答してくれています。
- 今日は水をのまんかったので利尿剤は飲まなくていいですか?
- 塩分は控えないといけないですか?
- 心不全になったら運動をやめるべきですか?
今どきの抗うつ薬処方: ここでも使える!!SSRI,SNRI,NaSSA
抗うつ薬の違いってわかる?
パキシルとジェイゾロフトってどうやって使い分けてるの?
抗うつ薬のアプローチ苦手だったんだけど、これを読むといろいろと探りを入れられるようになります。
まもれ!経口抗菌薬-新スタンダード処方-
抗菌薬は、あたりまえのように毎日とり扱ってるけど、実際の医師の使い分けってわかる?
これを読めば抗生物質マスターとまではいかないにしろ、なんとなく疾患ごとの使い分けがわかってきます。
たとえば、だいたいうんこになる抗生剤ってしってる?
バイオアベイラビリティが低く、組織移行性も低いので、ほぼうんこになって出てくるウンコ抗生剤とか最近話題ですよね。ウンコ抗生剤とは書いてないけど何がそれに該当するかは読めばわかる。
抗生剤ごとに組織への移行性がことなるから効かせたい場所によっても使い分けます。
咳はマクロライドで?鼻はセフェム?その程度の認識で果たしていいのかな?
いやっ、ダメでしょ!!
「1滴」のチカラを科学する!点眼剤
マジで眼科の門前はこの本必須です。
点眼薬の薬効だけでなく製剤容器や防腐剤や点眼濃度といった製剤学的なところにも言及してるのがポイント。
こういうのはイラストがたくさんあるとわかりやすいですね。
緑内障とかもイラストでわかりやすく解説してくれてるので、普段の服薬指導に存分に活かすことができます。
褥瘡管理と外用療法 基礎固め
まさか褥瘡をテーマにもってくるとは、使い分けとか全然わかんなかったからマジでたすかる。
褥瘡治療って在宅でけっこう登場するんだよね。そのたびにドレッシン剤にどれ選択するだの、どれが取扱できるだのと、普段薬局においてないから全然わからん。
一回ガッツリ勉強するといざってときに困らないですみます。
入門!甲状腺疾患 臨床に役立つ解剖生理から薬物治療までの基本
甲状腺疾患の薬ってほぼチラーヂンとメルカゾールでまわってるでしょ。種類が少ないもんだから本腰をいれて勉強する機会が少ない。
勉強しようと思っても、薬剤師が甲状腺疾患の専門書を買おうとはなかなか思わないよね。
1疾患で5000円とかキツイからね。その点レシピプラスならたったの1200円だから、気兼ねなく買える。
これ1冊まるまる甲状腺疾患についやしてくれているから、これ1冊でしっかりと理解することができます。
内分泌系はイメージが大変なんだけどフルカラーイラストでビジュアル的に学べる。甲状腺系の疾患苦手な薬剤師多いんじゃないかな?
1冊読んでおくと全然違いますよ。
気管支喘息・COPDの吸入剤
デバイスごとの説明がマジで豊富。
デバイスごとに見開き1ページで特徴が解説されています。新人薬剤師はたぶんドキドキしながら吸入指導にいくと思うんだよね。
これみて予習しとくといいよ。吸入剤は1種類ごとに覚えるよりも、比較しながら覚えたほうが効率がいい。
エアゾール系はゆっくり吸って、ドライパウダー系はしっかり吸うみたいな感じ。
要点ガッチリ!!「認知症高齢者」対応力
認知症患者はこれから増えてくんでしょうね。服薬管理がマジで大変です。
本人と薬局だけではどうにもならないケースもあるので、他職種と連携することもあります。そういうケースでの対応力を磨くことができる。
だから、テーマが「対応力」なんだよね。
妊娠期のマイナートラブルとくすり
妊婦さんの相談ってなんとなく逃げたくなるよね。そりゃ自分で経験したことないから下手なこと言えないし、これからも経験することはない。
男のボクに相談されることはまずないとは思うんだけど、もしかしたらアドバイスできることがあるかもしれない。
妊婦さんがつかえる薬のカテゴリーごとにアドバイスが書いてあるので参考になります。
よく出る漢方薬ABC
これ以上にわかりやすい漢方の本を僕は知らない。
よく出る漢方薬にしぼって説明されているので、現場ですぐに役立ちます。
レアな漢方薬は基本を押さえてから、その派生として学んでいくといい。
高齢者の訴えるかぜ症状
高齢者の「発熱」はただの風邪なのか?
かぜ症状に潜む重大疾患を見逃さないようにするためのアプローチを感染症専門医が解説してくれています。
乳幼児の発熱
小児科の勉強にもってこいです。発熱が疑われる疾患や熱性けいれん時の対応とか書いてあります。
座薬の製剤学的な特徴や、1/2や2/3コに切断するときの目安がイラストで書いてあります。
これ便利ですね。
抗精神病薬を整理する 統合失調症患者の対応をシミュレーションa
向精神病薬ムズすぎ。イラストで説明してくれてもわからんものはわからん。
向精神病薬を構造から紐解いていくんど、そっからやるの?
マニアにはいいけど、眠くなる内容。
注射糖尿病製剤 インスリン/GLP-1受容体作動薬
自己注射薬は増え過ぎなので、ここらで一度整理してみよう。
インスリン製剤だけでも盛り沢山だし、最近ではGLP-1受容体作動薬という新手の注射薬もバンバン登場しとる。
トルリシティってなんだっけ?という方に是非。
サラッと納得!経口抗凝固薬
経口抗凝固薬はずいぶんと増えたもんだよね。どれもまんべんなく使うから全種類在庫してると思います。
この使い分けをしっかりと説明できる人はうちの薬局にはきっといない。
これ読むと処方意図やワーファリンとの違いや、使わい訳をしっかりと理解することができます。
「Rp.+レシピプラス」のおすすめランキング
ボクが買ってよかったレシピプラスTOP3です。
ごめんなさい、ランキング変更したけど写真差し替えるの面倒だから写真はこのままで。最近発売した「腎臓編」がランクイン!
慢性心不全の薬学管理と生活サポート
新人薬剤師が循環器を学びたいと思ったら、まず慢性心不全から学ぶといい。
循環器で山盛り薬をもらっていく人の多くが慢性心不全に該当します。1枚の処方箋に循環器内科の基本的な薬が全部つまってるから、まず心不全を詳しく学んで、他の病態は、それに関連付けて学んでいくといい。
ここからアプローチしていくことで、みるみるステップアップでる。
よく出る漢方薬ABC
漢方ぎらいのボクが漢方を好きになるきっかけをくれた本です。メジャーな漢方だけを超わかりやすく説明してくれているから、よくわからんマイナー漢方に手をださずにすむ。
またマイナー漢方薬は、メジャー漢方から派生しながら覚えていくものだと気づかせてくれました。
漢方を学ぶうえでベースになる漢方をしっかりと理解することこそ漢方学習の近道です。
腎臓が教える「腎機能のみかた」: 助ける薬と避けたい薬
腎機能チェックはめっちゃ大事だから!処方せんに検査値がのってないから無力とか諦めないで、腎機能を推察するすべを身に着けて現場で活かせるようになろう。
腎機能はビジュアルで覚えるの一番いいです!イラスト豊富でわかりやすい!
もし転職計画があるなら当サイト経由してもらえると助かります。
ヤクタマが転職するときに毎度お世話になっているのが「ファルマスタッフ」ってサイトです。
転職サイトとしては忖度なしにヤクタマぶっちぎりでオススメです。
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