こんにちはヤクタマです。
今回は「だれも教えてくれない薬剤師の暗黙の了解」を紹介します。
薬局内にある暗黙の了解を乱すこと、それがギルティです。
薬剤師の使命といえば禁忌を回避することですよね。禁忌の回避とは医薬品に対するものもあれば、薬剤師に対するものもあります。
薬剤師って小さいことをやたらと気にするから、狭い薬局内で新人薬剤師が快適にすごしていくには薬局の禁忌を回避していく必要があります。
これはある意味で薬剤師の処世術なのです。
それでは調剤薬局内で禁忌(ギルティ)とされている事項を紹介します。
調剤薬局それってギルティ!
ちなみにギルティの概念はラーメン二郎からきています。
ギルティがわからないなら、ぜひこちらを見てくださいな。
投薬順番のロット乱しは超ギルティですぞ!
二郎も薬局も「ロット乱し」こそが一番ギルティなのです。人間関係ギスギスする原因になるから気をつけよう。
多くの薬剤師に言えることが投薬の枚数を増やしたくないという心理があります。薬歴が増えたら、帰るの遅くなっちゃうからね。
いるんだよね、薬歴を減らすために投薬に行かない薬剤師。自分の投薬を減らして、パートナーに投薬を押しつける人。
これ薬剤師としてサイテー。
薬剤師が投薬ターンにはいったら「薬剤師A」と「薬剤師B」はなるべく交互になるべきだし、先に投薬から戻ってきた人は、先に投薬しにいくべきなんです。
患者が途切れてインターバルがはいるとどちらの番かわからなくなるから、常に気にしておきましょう。
いるんだよね投薬ターンなのに、余裕あるピッキング手伝いに行く振りして投薬パスするやつ。投薬から逃げるという思惑は透けて見えているわ。
たとえパートナーが投薬いかないクズでも一緒になってサボったらダメ。全力投薬こそが新人薬剤師が手っ取り早くスタッフの信頼を勝ち取るため必要なことです。
もし、一人ひとりが全力で、投薬にいくような薬局なら、きっと人間関係がギスギスすることなんてないとおもうだ。
でも投薬枚数を減らしたい心理のせいで、こんな簡単なことが実際できてないから薬局内がギスギスするんだよね。
まぁ、ギルティを繰り返して、投薬にいかない薬剤師はいずれ人間関係破綻していきます。
未監査を放置するな!
未監査放置! ゴミ放置! それギルティです。
なぜここに未監査が放置されているのかな?
未監査やゴミを放置したら仕事の邪魔になるよねぇ。ゴミや未監査放置するほど広い薬局なんて、そうそうないよね。
いくら薬歴がたまっていても、調剤台のゴミを放置してはいけないように、未監査も放置してはいけない。
薬歴を消化したいがため、未監査に手をつけない薬剤師っているんだよねー。うちは後日来局の人の未監査なんて誰も手をつけようとしない。
ちなみに、あれはトラップだからね。誰が片付けるのか、見てるんだよ。
正しい優先順位は、
未監査処理 ≫ 薬歴記入
薬歴よりも優先して、未監査を片付けなければならない。
なぜなら薬歴がたまっていても調剤の邪魔にはならないけど、未監査カゴが調剤台を占拠してたら邪魔でしょ。
なんだかんだ薬歴の記入はあとまわしにされていくけど大丈夫。コツを掴めば短時間で記載することができます。
掃除を事務員に任せきりにするな!
自分がどれだけ忙しくても、薬歴がたまっていたとしても、みんながヒマそうでも、朝の掃除だけはやらないとハブにされちゃうよ。
薬局という狭い空間では、こういう細々したとこをみんなでチェックしあって、監視してるんだよね。
あきらかに仕事かかえて大変な人でも朝掃除しないと、昼休憩に陰で悪口いわれます。こういう陰口をいうタイプほど投薬にいかないし、未監査放置するから困ったものなのです。
くだらない監視システムだと思います。
たとえ、掃除が終わったあとに、患者さんがくるまでペチャクチャおしゃべりして「このヒマ人どもがー」っておもっても、みんながやらないといけないことはやらないといけない。
とくに事務員との壁を作らないためにも掃除には参加する。
それが安っぽいながらもファーマシーチームワークなのです。
くだらないけど、小さな空間を快適に過ごすコツはワン・フォー・オールなんだなぁ。
それを破る行為はギルティです。
電子薬歴なのにブラインドタッチできない!やばくね?
薬剤師にホントに必要なスキルに「ブラインドタッチ」というのがあります。
電子薬歴時代にキーボード打てないってやばくね?
まぁ、電子薬歴じゃないなら仕方ないけど、遅かれ早かれ必要なスキルだから、持ってないなら絶対に身につけたほうがいいです。
手段は何でもいいけど、ボクは寿司タイピングをオススメします。
1日2時間もキーボード打っているのに、ブラインドタッチできなかったら、うち1時間はムダです。
つまり1日1時間給与ドロボーですよ。まわりからいい目でみられるハズないです。
残業して薬歴書いて偉いねーとか、ないからね。そもそもブラインドタッチできずに1時間残業したら、うわーっと思うね。
ちなみにボクの薬歴は1日1時間も書いてない。
そういえば薬局業務を非効率化するムダ作業をまとめたので良かったらみてください。
パートの戯言を聞き流すな!
パートが「あれやったらどうだ?」「これやったらどうだ?」「あれが使いにくい」「あれが壊れた」ってときどき提案してくるでしょ。
マジめんどくせーとおもって聞き流したくなるんだけど、聞き流したらダメです。ギルティです。
そこを一つずつ解決していくことで新人は信頼をえていくのです。逆に、無視することでちょっとずつ信頼を失っていきます。
パートの提案がめんどくさいのは基本的に解決策が他人任せで、改善案がないただの愚痴だからです。
この時々くるイレギュラーなクソミッションは新人薬剤師に与えられし試練なのです。
しかも直ぐに対応しなければいけない緊急性の高い分類です。
一人で無理なら薬局長と相談してイヤイヤでも立ち向かいましょう。
その他の細かいギルティ
常識すぎて飛ばしたギルティはいっぱいある。
- 1錠を作る
- あいさつしない
- 空箱をつぶさない
- 仕事中の私語
- 忙しいのに個人的な調べもの
- キーボードが打てない
- 落とした錠剤を3秒ルールで再利用
最後の3秒ルール適用するような薬剤師はヤバイやつだから絶対にマネしたらだめです。
ヤクタマ最大のミス
ヤクタマの過去最高トラウマがカギの紛失です。
カギを紛失すると「カギの交換」と「セキュリティ会社に連絡」と「始末書」といろいろとめんどうが想定される。
一番キツイのが、会社の伝説として語り継がれることです。
その会社いるうちは「業を背負い」生きていかなければならない。それを、きっかけに辞めたくなるかもしれません。
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