効率化

分包紙やインクリボンの値段ってめちゃくちゃ高いんだよ。1包の価格はいくら?

こんにちはヤクタマです。

分包紙やインクリボンのコストってめちゃくちゃ高いのご存知ですか?

もはや調剤薬局は、ただ経営しているだけで儲かるという時代ではありません。調剤にかかるコストを把握して節約できるところは節約していかないやってけません。

とくに、小児科の門前薬局なんかめちゃくちゃ薄利なんで、節約してかないとマジでやばい。

なんで、小児科の門前薬局が薄利なのかは別の記事で紹介しています。

小児科の門前薬局がまったく儲からない理由まとめこんにちはヤクタマです。 風のうわさで、以前、働いていた小児科の門前薬局が閉店することを耳にしました。 そこそこ患者さん来て...

調剤薬局は小児科単体なら絶対に手を出さない方がいいね。2科以上あって、そのうちの1つが小児科というなら考えてもいいレベル。

そういえば、

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分包紙とインクリボンの値段を計算してみた

うちは小児門前というわけではないのですが、小児処方箋もたくさんくるから分包紙とインクリボンカセットの交換多発しています。

薬局の備品は、医薬品と一緒に卸さんに発注してしまうからあんまり価格見ないんだけど、気になって計算して見たらこれがなかなかいいお値段なんです。

容器代なら患者に請求できるけど、分包紙代は請求するわけにはいきません。

分包紙

さて、某メーカー品の分包紙6巻で48000円しました。

1巻あたり8000円もします。

セロポリです。グラシンならもうちょっと安いかも。

1巻300mあります。1包の長さに応じて単価がことなってくるのでいくつかの長さごとに1包単価を計算してみます。

分包紙の1包単価
1包の長さ 最大分包数 1包の単価
60mm 5000包 1.6円
70mm 4285包 1.87円
80mm 3750包 2.13円

まだインクリボンのコストを加算していないにもかかわらず、このお値段ですからね。やばいのわかるでしょ。

店舗の規模を考慮して、もうちょっと具体的に計算していきます。

仮想店舗(小規模小児科門前)
  • 営業日25日
  • 1日5人
  • 1人2剤(分3・5日分)

これは小児科の門前薬局を想定してもらうといいと思う。長期処方や一包化処方を考慮してません。

この規模で月3750包になります。さらに、ここに空包1回6包を加算します。

空包は、上記の条件で計算すると月1500包になります。

仮想店舗では、合計で月5250包を使用することになります。

仮装店舗の分包紙コスト
1包の長さ
60mm 8400円 100800円
70mm 9818円 117816円
80mm 11183円 134196円

もちろん使用頻度によよるけど小規模店舗でも年間10万円以上かかります。

この他にも分包すればするほどインクリボンも消費されます。

インクリボン

インクリボン(カセット)はうまく計算できなかったので大雑把になるけど1個3000円くらいです。以前はカセットだったけど今はリボンだけ交換だからすこしはコストが抑えられています。

上記と同じ計算を当てはめると、

インクリボンのコスト
1包の長さ
60mm 3150円 37800円
70mm 3675円 44100円
80mm 4200円 50400円

これもなかなかヤバたんですよね。

ということで、なるべくコストカットしたいなら当たり前だけど60mmでの使用がオススメです。

「80mm → 60mm」に設定を変更するだけで小規模店舗でさえ年間約46000円の節約することができます。

80mmの薬局はセレブなのか、コスト意識が欠けてるのかどちらかですね。

またインターネットで検索すると格安品も購入することができます。

純正品にこだわりさえしなければ純正品の7割くらいの値段で購入することができます。

監査用ジャーナル

忘れてました。

散剤を量りとった時は監査用ジャーナルってのが出ますね。秤量した薬品名と量がメモされた紙です。

粉薬を作るたびに消費されますが、微々たるものですね。レジスターのジャーナルに使われてるのと同じなので一般的な感熱紙です。

こちらも計算しとく。

10巻セットで4000円だから、1巻400円で67mです。

ということで、10cm使用するごとに0.6円ですね。

分包紙1包にも満たない金額です。。

この調子で、今回の趣旨からずれるけどお薬手帳シールもいくらか計算してみます。アスクルで価格見たら3巻で6000円で1巻50mです。

よって、10cm使用するごとに4円ですね。あれ?けっこう高いですね(笑)

無視できない金額なので、余計な印字を減らしたり、余白を調節するなどしてコストカットする必要があります。

おまけ:分包紙を節約する方法

分包コストがめちゃくちゃ高いということがわかったので節約する方法を考えます。

小手先の方法もあるけど、一番大切なのはスタッフみんなにコスト意識を持ってもらうことです。

なるべく失敗しないよう、そして、ムダに消費しない方法で分包紙てもらいます。

そんじゃいくよ!

分包紙を節約する方法
  • 空包を減らす
  • 1回の分包紙を短くする
  • なるべく、つなげる
  • プレビュー表示する

こんなもんかな。

設定するだけで、できるコトは経営者の判断でサクッと設定しちゃおうね。

空包を減らす

減らせるなら減らそう。

たぶん2包が最低だと思います。ただ、初期設定で最低包数にしてあるはずだから、これで節約するのはむずかしい。

そこで、盲点になってくるのが空包の長さです。

短くできるなら短くしちゃおうね。

ついでに「洗い」もなるべく包数へらそうね。

1回の分包紙を短くする

分包紙の長さいくつにしてる?

60mm~80mmが一般的だとおもいますが、ぶっちゃけ60mmで十分。

よほど大量でもないかぎり、散剤・一包化どちらも困ることはほとんどありません。

そりゃ1包30錠とか1包10gとか言われたら無理だけど、そんなんほとんどないから、個別に対処すればいいだけのことです。

もし分包コストが16000円/月(80mm)なら12000円/月(60mm)になります。

年間にすると4万8000円の節約になります。

80mmで分包紙てる薬局はリッチだね。

なるべく、つなげる

これがすごく大切です。

薬剤師が意識することで一人ひとりができるコストカットですね。まずは1包の値段をつたえて、意識してもらうことが大切。

一包化を調剤するときは別記事で紹介したテクニックの「縦割り」「日付スタート地点変更」なんかを駆使してなるべくつなげましょう。

分包機をうまいこと活用する方法は別の記事でまとめています。

分包機
分包機を効率よく活用するプチテクニックこんにちは新人薬剤師のヤクタマです。 今回は、分包するときにボクがよく使ってるプチテクニック(機能)の紹介です。 分包機とい...

とくに、散剤については、

Aホッパーをスタートしている最中に、Bホッパーのスタート予約しておくと、空包がでないからコストカットになります。

なるべく予約 → 予約でつなげていくようにしましょう。

毎回「カマ」や「重そう」で「洗い」をやってるなら、「洗い」をしっかり予約で落とすようにすると1回10円くらい節約できます。

そうそう「洗い」とか印字もったいないから消そうね。

プレビュー表示する

もし複雑な印字があるなら、かならずプレビューしてから分包スタートしましょう。

作業が増えるけど、失敗されるよりはずっといい。

意外と、プレビュー機能しらない薬剤師多いからみんなに周知しておくといいです。

とくに印字ミスが多い薬剤師にはプレビューして事前確認を推奨です。

おまけ:容器代について

小児科の門前薬局はもうからない。

その理由に、分包コストと容器代があげられます。まぁ、もっと根本的な原因もあるから、それは別記事でみてみてね。

小児科の門前薬局がまったく儲からない理由まとめこんにちはヤクタマです。 風のうわさで、以前、働いていた小児科の門前薬局が閉店することを耳にしました。 そこそこ患者さん来て...

せっかくなので分包紙の代金を請求できない根拠を説明しときます。

厚生労働省が公表している調剤報酬のルール「調剤報酬点数表」を参照します。

調剤報酬点数表に関する事項より抜粋

(1)投薬時における薬剤の容器は、原則として保険薬局から患者へ貸与する。ただし、患者が希望する場合には、患者から実費を徴収して容器を交付しても差し支えないが、患者が当該容器を返還した場合は、当該容器本体部が再使用できるものについては当該実費を返還する。なお、患者に直接投薬する目的で製品化されている薬剤入りチューブ及び薬剤入り使い捨て容器のように再使用できない薬剤の容器については、患者に容器代金を負担させることはできない。

(2)保険薬局が患者に喘息治療剤の施用のため小型吸入器及び鼻腔・口腔内治療剤の施用のため噴霧・吸入用器具(散粉器)を交付した場合は、患者にその実費を負担させて差し支えないが、患者が当該吸入器を返還した場合は当該実費を返還する。

(3)被保険者が保険薬局より薬剤の交付を受け、持ち帰りの途中又は自宅において薬品を紛失したため(天災地変その他やむを得ない場合を除く。)再交付された処方せんに基づいて、保険薬局が調剤した場合は、当該薬剤の費用は、被保険者の負担とする。

(4)内服用液剤を投与する際には常水(水道水、自然水)を使用するが、特に蒸留水を使用しなければならない理由があれば使用して差し支えない。

(5)薬包紙、薬袋の費用は、別に徴収又は請求することはできない。

(5)に「薬包紙は請求できない」としっかりと書いてあるね。

この通知では薬包紙って記載なんだけど、いまでは薬包紙のかわりに分包紙を使用している。

この通知の面白いのが、水剤や軟膏の容器は「貸与する」と規定されています。だから、患者に容器代請求してとった場合は、もしそれを返却されたら代金を返却しないといけない。

ただ条件で「容器が再使用できるものについては」とあるので再利用するつもりがなければ返金しなくてもいいのかな。

ちょっと微妙なとこなんでなんとも。

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