薬局ルール

これからの調剤薬局事務に求められること

こんにちはヤクタマです。

ピッキングが解禁されてからというもの、うちの薬局でもピッキングは事務員に任せるようになりました。

調剤補助員の求人もチラホラとではじめてきたようでネット求人を覗いてみる簡単に探し当てることができます。まだ時給1000円以下の最低賃金が多いけど、認知されるにつれて時給も上がってくるでしょう。

事務員によるピッキング解禁については「0402通知」に書いてあるので、詳しく知りたい人は別記事にまとめています。

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ピッキングが事務員の仕事になる日は近い。

そこで、今後、ますます需要が増えてくる調剤補助員について、ボクなりに「理想の調剤補助員」とはなにか考えてみることにしました。

そういえば、

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理想の調剤補助員とは

補助員にもとめられるのはまず「ピッキング」ですが、これをするのは当たり前として、ピッキングのために調剤室に事務員が常駐できるようになったことで、他にもいろんなことができるようになります。

  • 検品
  • 発注
  • 医薬品棚入れ
  • 一包化補助
  • 薬袋作成補助
  • 処方箋入力補助
  • 調剤室のゴミの片づけ

詳しい仕事内容はこちら記事▼でまとめています。

医療事務
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ぶっちゃけ「投薬・監査・一包化・散剤・水剤」以外のことはほぼできます。

これだけ色々できるとなると薬局の業務が円滑にまわっていないところ(ボトルネック)を事務員の力で解決することができるようになります。

このボトルネックを見つけて調剤室内の業務を円滑に回すことこそ「理想の調剤補助員」の仕事なんです。

調剤室内の仕事が円滑に回るようにマネージメントするのは本来であれば、その店の「長」つまり「薬局長」が担うべき役割なんだけど、薬剤師の場合は「かかりつけ薬剤師」や「疑義照会」などで捕まってしまうことがあります。

そのときに、もう1人フリーで動けるオールラウンダーがいると調剤室の業務がスムーズにまわります。

このオールラウンダーにぴったりなのは、実は「薬剤師」ではなく「調剤補助員」なんです。

だって事務の仕事(入力)と薬剤師の仕事(ピッキング)が両方できるからね、どっちで詰まってもヘルプに入れます。

そもそも仕事内容がピッキングだけだと、どうしても手持ち無沙汰になってしまいます。ぼーっと、しているとしているとチコちゃんに叱られてしまうので、人手が足りないところにヘルプに入ったほうが合理的です。

「薬剤師」の場合は手があいたときには薬歴を書かかないといけないため、薬歴がなく手持ち無沙汰になりがちで、いろいろ仕事ができる事務員こそが調剤室の管理者にピッタリなんです。

つまり、常に調剤室全体を視野に入れて滞っているところを解消して調剤薬局の全体の仕事がスムーズにまわるようにコントロールするのが「理想の調剤補助員の役割」なんです。

調剤室内のコントロールを調剤補助員にまかせるべき理由

調剤補助員を導入する目的って、ようするに薬局のコストカットのためですよね。

薬剤師を減らして、事務員を増やしたらどうなるかというと薬剤師1人あたりが対応する患者さんの人数が増えるということになります。

そうなると薬剤師1人あたりの薬歴枚数が増えます。増えた薬歴はいつ書くのでしょうか?

現状でヒーヒー言っているような薬剤師は、さらに枚数が増えて、苦しくなるばかりです。

薬剤師はピッキングだけしていたわけではないので、ピッキング業務だけを事務員に移管しても、増えた薬歴分をカバーすることはできません。

そこで必要な一手が「調剤室」のことは全面的に事務員にまかせて、薬剤師は「投薬」と「薬歴」に集中できる環境を作ることです。

事務員ができることはピッキング以外にもたくさんあるから、これらをトータルすると薬剤師に匹敵するレベルの仕事量をこなすことができます。

薬剤師は投薬にいくので調剤室を留守にすることがあるけど、調剤補助員なら投薬・薬歴もなくずーっと調剤室にいられるから調剤室の管理にもってこいです。

調剤室長に任命して役職・業務指針・手当を設けることで気持ちよく薬剤師を投薬に送り出してくれます。ちなみに調剤室長の業務指針は「薬剤師が投薬に集中できる環境を整備すること」こんな感じかな。

職域をわけることでそれぞれが必要とされている分野に集中することができます。薬剤師の場合は、無駄に動き回る必要がなくなって投薬・薬歴・監査に集中できるようになります。万歩計をつけるとわかるけど、一日の仕事中の移動距離がグッと短くなるはずです。

薬剤師を投薬に集中させる環境整備をする

調剤補助員の役割は「薬剤師が投薬に集中できる環境を整備すること」です。そのために何ができるかを考えてみます。

調剤補助員ならピッキングの合間に入力もできる

薬局業務で滞りやすいポイントは「入力」です。

入力を1台のPCでやると、たった一枚厄介な処方箋がきただけで、そのあとの業務すべてが滞ってしまいます。

たとえば「新規医療機関で自立支援の上限管理表付き20種類モリモリの新患一包化」みたいのがきたとしたら入力だけで15分かかります。

これの次にきた湿布1パックの人を15分またせたら激おこぷんぷん丸です。

そうならないように調剤室のなかでパソコンで同時並行で入力します。調剤室に事務員がいない場合は薬剤師が入力に入りますが、誰もが入力できるわけではない。調剤補助員がいれば薬剤師にかわって補助員がフォローすることができます。

そうすると薬剤師は投薬に回ることができるから、薬剤師の負担が減り、患者さんの待ち時間も短くすることができます。

調剤室の美化活動を全て任せられる

調剤室に常駐しているからゴミの片付けはお任せあれ。

ゴミが散らばってると、作業効率が落ちてミスが増えます。次にくる処方箋に備えて、調剤室内のゴミはできる限りすみやかに除去しないといけない。

どこの薬局もこれは徹底してますよね?

薬歴の記入よりもゴミの撤去の方が優先されます。もし調剤補助員にまかせられるとすごく助かる。おくすり箱だしっぱなしーの、ゴミ散らかしっぱなしー。

そのかわりに薬剤師はガンガン投薬して、患者を待たせないようにします。

投薬が終わった「ゴミ」を片付けに調剤室に戻ってくるよりも、そのまま「薬歴」書いてもらったほうが合理的。

調剤補助員は調剤室のことだけに気を使ってればいいので、ゴミがないか美化パトロールをしながら、さらにボトルネック探して解消します。

この2つを両立させることで、調剤室の中を常に快適な状態に保つ。

発注を全面的に任せることができる

ゴミの片付けと発注はほぼ同義です。片付けつつ発注していきます。

薬剤師がやると投薬・監査の合間をぬってやるから発注が雑になりやすく漏れがでやすくなる。

その点で、患者さんに捕まることない事務員なら発注業務に集中することができます。

急配の手配はどうしても電話発注になるけど、急配が必要な状況というのは、同時に患者さんへの状況説明が必要になってきます。電話注文してから患者説明すると患者さんを待たせてしまうので、説明している間に事務員がササッと手配してしまいます。

患者さんを待たせないようにするために、あとで発注すればいいと考えるから、発注モレが生じます。その点でも、調剤室のことだけに集中できる事務員ならすぐに対応することができる。

検品業務に手が取られない

検品を一度はじめると途中で切り上げることができない。薬剤師が検品にかかりきりになってしまうと患者対応が止まってしまいます。

その点で、患者に呼ばれることのない「補助員」であれば集中して検品することができます。

検品後の伝票処理もお手の物ですね。

検品が終わったら棚入れ作業もあるけど、投薬・監査を気にせずに、棚入れできる。

薬剤師は薬剤師で、納品された医薬品を気にせずに投薬・薬歴に集中することができます。

一包化・散剤の手伝いもできる

ピッキングだけじゃなくって、一包化の手伝いもしてもらえます。

直接の一包化はできなくても、一包化するにあたってはお願いしたいことが山程ある。それを無言でフォローしてくれたらものすごく助かります。

一包化作成でフォローしてもらいたいコト
  • 処方箋のコピー
  • ピッキング
  • 折りたたみ
  • 色線引き
  • 失敗後の開封
  • カレンダーへのセット
  • 下剤のホチキスどめ

一包化の作成に関してヘルプしてもらいたいことはこれだけあります。

まず、一包化する錠剤を事務員がピッキングできます。そして、薬剤師が一包化を作成している間に一包化以外の外用剤やヒート調剤のものを集めてもらえると超助かります。

朝・昼・夕と順番に作成されていくので、出来上がったものからキレイに折りたたんでくれると、スムーズに監査に回せます。

朝・昼・夕で色線を引くこともあります、下剤を1包ずつホチキスどめすることもあります、1包ずつチギってお薬カレンダーにセットすることもあります。

一包化作成以外にも補助できることはたくさんあるから、状況に応じて、無言フォローしてくれたらマジで薬剤師と同じ量の働きができます。

不足分の配達もお願いできる

投薬がすんでいれば不足医薬品を事務員が配達することもできます。

薬剤師はなるべく店舗を空けない方がいいので配達を任せられるのであれば事務員にやってもらった方がいい。

薬剤師の給料で配達にでたらもったいないというのもある。それこそ「モノ」から「ヒト」へを考えたら不足分の配達は事務員にお願いするべきですね。

配達可能な条件として薬の説明がすべて終わっている必要があります。投薬が終わっていれば郵送でも可能なくらいなので事務員がすることは全く問題ありません。郵送するとどうしても時間がかかってしまうため、急ぎの場合はお届けするべきでしょう。

また、患者さんの待ち時間を激的に短縮する裏ワザとして、薬局業務を脅かすような破壊的な処方箋は、後ほどお届けするという手があります。

1枚で1時間かかるような処方箋をその場でさばくと、その後の患者さんの待ち時間がドンドン増えてしまうので薬局の評判にかかわります。

その1時間分の仕事を後回しにできるウルトラCがお届けなんです。お届けの手間はかかるけど調剤補助員にお願いできれば、その分の時間を薬歴に回すことができます。

待ち時間ウラワザ
薬局の待ち時間を改善するとっておきの裏ワザこんにちはヤクタマです。 今回は、薬局の永遠のテーマ「患者さんの待ち時間」を激的に改善するとっておきの裏技を紹介します。 も...

まとめ

これだけの仕事を調剤補助員はすることができます。薬局の利益が先細っていく中で薬剤師の仕事をうまく分担していかないと、これからの薬局はたち行かなくなるでしょう。

うまく回らなくなってしまった薬局がとるべき手段はサービス残業しかありません。

コストカットで薬剤師を減らせば、残った薬剤師1人あたりの仕事が増えます。薬局の中身をかえていかないと、増えた仕事はサビ残でフォローしていくことになります。

ますます働きづらい薬局になるでしょう。

こうならないようにするためにもスーパー調剤薬局事務の育成は急務なんです。

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