こんにちはヤクタマです。
緊急事態宣言も発令したことですし、薬局ができる新型コロナ対策について考えてみます。
緊急事態宣言が出たからといって病院は休みにならない、もちろん薬局も休みにならない。
営業するのだから全力でうつらない・うつさないの予防策をとる必要があります。とくに従業員の感染には気をつけないと、でたら大変ですよ。
2週間くらい薬局閉めないとダメだとおもうし、その間に他の薬局へ行ってしまった患者は、きっと戻ってこない。うわさが広がればますます患者の足は遠のいていきます。
経営的に非常にまずい状況が想定される。
そうならないためにも全力でATフィールドばりの防衛ラインを展開していきたい。
患者の待ち時間を減らす工夫
患者さんの滞在時間を短くすれば、待合室で密集する時間が減ります。
待ち時間を減らすための努力なんて、普段からやってると思うけど、もう少し踏み込みます。
時間がかかる処方は積極的に郵送・お届けする
まず積極的に取り入れたいのが重い処方内容は「お届け」「郵送」してしまいます。
重い処方箋を1枚処理している間に、どんどん待合室に人がたまっていきます。たった1枚をすっ飛ばすだけで待合室の密集度合が激的にを改善します。
1枚の重い処方箋のためにみんなが待合室でまたされるの可哀想です。
処方箋をもってきた本人だって長時間待たされるのはイヤなはずだから、薬局からの郵送の提案は渡りに船だとおもいますよ。
薬局から提案したのだから配送料は薬局で負担すべきでしょうね。
「お届け」や「郵送」の手間は増えるけど、このご時世で患者数がへっているので、それで浮いてしまった時間を充てるといい。
服薬指導さえ先にすませてしまえば「郵送」「お届け」どちらでも法的にもOKです。
投薬時間を短くする
いまだけはグッとこらえて投薬を簡潔に切り上げるように意識します。
もちろん服薬指導はしないといけないから、あくまでも「簡潔に」を意識します。とりあえず世間話はやめようぜ。
心なしか、患者さんからも早く帰りたいオーラが感じ取れるのでコロナピーク時は手短なのがいいとおもう。
一人一人の時間を短くすれば待合室の密度をグッと減らすことができます。
最強最速フォーメーション
最強スタッフで最速フォーメーション。
監査・投薬・薬歴が速い人を前衛にもってきて、ピッキング・一包化が速い人を後衛に。
これが理想なんだけど、たぶん前衛が疲弊するから通常の交代性をしくべきだとおもう。
前衛だけリスクに晒されて薬歴たまって残業するのだから、やりたくないでしょ。
投薬で距離をとる・バリアをはる
カウンターから身を乗り出さないようにするとともに、一歩下がって投薬します。
会話に夢中になってだんだんと前のめりになっていくベテランランカーがいるから投薬台の手前に線でもひいといて出ないようにしてもらいたいね。
一番いいのは、飛沫感染対策のアクリル板バリアですね。
既製品もあるから購入するだけで簡単に設置することができます。いましか使わないものだけど、従業員の安全を天秤にかけたら安いものだとおもいます。
そもそもそんなにお値段は高くない。
設置している店舗が増えているようなので欠品するかもしれません。
天井からビニールシートバリアも、よくみますね。近所のコンビニはこれで飛沫感染バリアを貼っています。
お昼に寄ったコンビニ(ファミリーマート)にレジを仕切るビニールが吊り下がっていました。
いいね👍🏻と思ったので拡散!
写真OKと律儀に書いてありました。
いろんなお店でやっているのかな?
従業員を守る工夫良いと思います。 pic.twitter.com/VjIyYZHthR— せいぢ (@SayG916) April 6, 2020
天井からビニールシート貼るだけだから安価で、簡単にできるね。
従業員の出勤時間を減らす・ズラす
従業員の安全も第一に考えよう。
時間差出勤
出勤時間をむりに全員そろえる必要はないので、臨時で遅番・早番をもうけるのもありだとおもいます。
とくに公共交通機関を利用しているスタッフの通勤ラッシュを回避する意義はでかい。通勤ラッシュからウイルスを調剤室にもらってくるリスクは十分に考えられる。
新型コロナの影響で患者数が激減しているいまだからこそシフトを再調整する必要があります。
時短営業
休めないけど、時短営業くらいさせて欲しいところです。病院がやってくれたらいいんだけど、あんまり期待できないね。
薬局だけ短縮営業ってわけにもいかないから難しいね。
就労スタッフの削減
処方箋の枚数が減っているからスタッフをへらすこともできます。
2月・3月で長期処方が増えているから、その影響でこれから処方箋枚数はますます減ることになると思う。
どうせ有給休暇なんてあまってるでしょ?
パートは出勤しないと給料減っちゃうから、正社員が順番に休むといい。もちろん出勤したくないパートがいるなら意思を尊重して休んでもらうといい。
処方箋がすくない今ならいろいろ融通がききます。
薬局にでてくるよりは家にいたほうが感染リスクは低いに決まっています。さらに高齢スタッフがいるなら優先してとってもらうといいね。
従業員の衛生管理
行動で予防するとともに、物理的にも予防しないとね。
スタッフのマスクはどこで購入すればいいのか?
感染予防にマスクはしておきたいところだけど、マスクがない!
医療機関にマスク配布があるようだけど、薬局に配布ってというのはきいたことない。
ただ、ないといってもまったく手に入らないわけではありません。少し高いけどお金さえ払えばネットで購入することもできます。
ちょっと高いけど買えないというほどの値段ではありません。従業員の安全を考えたら事業所からマスクは提供するべきでしょう。
どうせ経費で落とすでしょ。税金優遇されるんだから個人に負担をかけるよりはいい。
カウンターの消毒・換気
定期的に、待合室・カウンター・調剤室・ドアノブの消毒をしましょう。
とくにキッズコーナーのおもちゃは入念にやってほしいところですね。むしろキッズコーナは一時撤退した方がいい。
リスクでしかない。
親は触らせたくないけど、あれば子供は触りに行きます。ない方がいいんです。
消毒用アルコールは入荷しにくいけど、入らないということはないです。とりあえず「薄めた漂白剤」でしのぎましょう。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。
厚生労働省HPより
漂白剤のハイターなら激安だから気兼ねなく使えますね。ただ、うすめたハイターは手指の消毒には適さないので注意してください。
アルコールがないなら、手指の消毒は、やっぱり手洗いでしょ!昼休憩に入る前に手洗いの徹底をしましょう。
ちなみにスプレーボトルも品薄だからウェルパスの空いた容器にでもつめかえてつかうといいです。
コチラの除菌水はまだ購入できます。いまだけ購入で加湿器がついてきます。
過ごしやすい季節になってきたので、窓・ドアあけて換気しながら仕事すると気持ちいいですね。
薬局だとドアあけて営業することないでしょ。あけてたほうが安心感がまして、患者さんもはいりやすくなります。
待合室のアメニティー撤退
雑誌やキッズコーナーのおもちゃ・人形など全部一時撤退です。
待ち時間を短くすればアメニティーなんて必要ありません。
そのかわりに出入り口にアルコール消毒セットしておきましょう。患者さんが安心するだけでなく薬局内にウイルスを持ち込まないことが大切です。
入るときにシュッとしてもらいましょう。
抗原検査キットの備蓄
医薬品の抗原検査キットもAmazonや楽天で購入できるようになったので、薬局に備蓄したり、従業員各自にもってもらうといい。
自信や家族が発熱したときにすぐに検査できればスタッフ間での感染拡大につながります。
ネットで医薬品の抗原検査キットが解禁になったので各自で準備してもらうのもいいでしょう。
抗原検査キットについては別記事でまとめています。
参照医薬品の抗原検査キットをネットで購入する方法【研究用ではない】
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