こんにちはヤクタマです。
処方箋送受信アプリを薬局に導入してますか?
「処方箋を先にFAXしてくれたら準備しておきますよー」とかもう何年前の話ですか?
ざ・時代遅れ。
一人一台スマートフォンをもつ時代なので写真を撮って画像を送ればあっという間に処方箋送信完了です。
これからの薬局が生き抜くためにはこの処方箋送信アプリはぜーったいに必要ツール!
むしろないとヤバいぜ!
時間がかかる処方箋を事前に送ってもらえるのは「薬局」にとっても「患者」にとってもメリットしかない。
- 空いた時間に調剤できる
- 来客患者の待ち時間を短縮できる
- 待合室の混雑を緩和できる
- 待ち時間を短縮できる
- 混雑時を回避できる
大手チェーンはどこも導入しているので差がつかないように中小薬局も頑張って導入しましょう。
処方箋アプリがないとヤバい理由
大手ドラッグストアは各社で独自開発した「お薬手帳アプリ」を推奨してるよね?だいたいどれも処方せん送信機能がついているスグレモノです。
ご用達ドラッグストアに事前に処方箋をアプリで送信しておけば、到着する頃にはお薬が準備されていて待ち時間ゼロで受け取ることができます!ついでにドラッグストアで買い物をしていくのもいいでしょう、卵や牛乳ならスーパーよりもずっと安いからね。
ぼくは自店舗で「自家調剤」やっちゃうからドラッグストアに行かないけど、本音を言えばスマホ送信しておいて仕事の帰りにでもドラッグストアにピックアップしにいきたいね。
もはやスマホで処方箋が簡単に送れるご時世で、わざわざ混んでいる門前にいく理由などありません。
処方箋送受信アプリを導入しておかないと、どんどん大手チェーン薬局に処方箋が流れていってしまいます。
アプリがあれば流出を食い止められるだけでなく、大手に流れていた処方箋を取り返すことができます!
処方箋送信アプリはどれがいい?
いっぱいあるから、いろいろ調べて選ぶといいね。
一度、アプリが定着してしまうと違うツールに乗り換えられないから、しっかり吟味して慎重に導入していきましょう。
選ぶポイントとして、ランニングコストがクソ高いのは続けにくいし、処方箋1枚ごとに課金する従量課金システムは患者に提案しにくい。だって、提案すればするほど薬局がソンするからね。
アプリに搭載されている機能は各社特色があって「オンライン服薬指導」「服薬フォローアップ」「オンラインお薬手帳」「処方箋画像送信」「チャット機能」「オンライン決済」などなどあります。
オンライン服薬指導や服薬フォローアップのシステムは始まったばかりなので、まだまだアプリが発展途上だけどオールインワンアプリだってあります。
必要な機能と価格帯と相談して導入を決めましょう!
電子お薬手帳「hoppe(ホッペ)」
なんか、全部無料みたいですぜ。
処方箋の画像送信機能は、だいたいお金がかかるのですが「導入費ゼロ」「運用費ゼロ」とか神ですか。
もう、これでいいじゃん!
もともとが電子お薬手帳アプリなので「お薬手帳機能」が実装されています。
患者と薬局でメッセージのやり取りもできます。またメルマガのように薬局から利用者にメッセージを一斉送信もできる。
しかも「オンライン服薬指導」のホッペもニューリリース情報もあるから、オンライン服薬指導への取っ掛かりにもなります。
ただ、ぼくあんまり電子お薬手帳が好きじゃないから、電子お薬手帳はオススメしたくないんだよね。
スマホみせてもらって確認させてもらうの大変だからね。
空飛ぶ処方せん
メディカルサーブ社の「空飛ぶ処方せん」はツイッターで使ってる人をちょいちょ見かけます。
無料で使える医薬品在庫の共有サービスである「メドシェア」を使っている薬局はキャンペーンで無料で使えていたので、けっこうなシェアをもっているとみた。
2020年10月31日まで申し込んでいれば無料で使えたのですが、いまは有料ですね。
気になる料金は4980円/月(税別)です。
kakari
メドピア社の薬局支援アプリ「kakari」は、日経DIに広告がはさまってたし、ネット広告にもちょいちょいでてきます。
どうやら大々的にPRしているようですね。
「kakari」はオールインワンアプリで、薬局を支援してくれる機能全部入りです。
- 処方せん送信
- チャット機能
- オンライン服薬指導(ビデオ通話)
- オンライン決済
- メッセージ一斉送信
気になる料金は月9800円(税別)/ 店舗です。
メドピア社は東証一部上場が決まった勢いのある企業で、「ヤクメド」って薬剤師コミュニティでおなじみですね。
「ヤクメド」については別記事で詳しく書いています。
「ヤクメド」では調剤事例・疑義照会事例・処方提案などのリアルな現場情報を大量に閲覧できます。
Sentry(セントリー)
セプティニーグループの「Sentry(セントリー)」は服薬フォローアップに特化したアプリです。
投薬後の服薬フォローアップをスケジュール管理しながら自動メッセージ配信して、自動で回答をもらって、自動で薬歴の下書きまで作成してくれます。
もちろん処方せん送信機能付きです。
投薬後に電話などで服薬状況をフォローするのは大変だから、アプリの活用が注目されています。
セントリーは、マジで最小の労力で、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
気になる料金は月1万円(税別)もしくは年間10万円(税別)の費用がかかります。年払いすると月8333円(税別)ですね。
詳しくは別記事でまとめました。
eお薬手帳
日本薬剤師会がリリースした電子お薬手帳「eお薬手帳」にも処方せん送信機能がついています。
日本薬剤師会やるじゃんとか思ったけど、有料なのな!高い会員費とってるんだから会員くらいは無料で使わせてくれてもええやん。
気になる料金は年18000円(会員)、年24000円(非会員)です。まぁ、日本薬剤師会の会員なら月1500円だから激安ですね。
処方箋を受信すると自動で印刷されるのいいですね。ただアプリ紹介にある紙のお薬手帳が不要という文言はちょっと気に入らない。
ぼくあんまり電子お薬手帳が好きじゃないから電子お薬手帳はオススメしたくない。
患者さんに、スマホみせてもらって確認させてもらうの大変だからね。
Pharms(ファームス)
メドレー社が運営する「Pharms(ファームス)」は、処方箋送信アプリというよりも「オンライン服薬指導アプリ」です。
メドレーといえば「CLINICS(クリニクス)」ですが、これと対をなす薬局版が「Pharms(ファームス)」ですね。
CLINICSはオンライン診療で大きくシェアをとっているので、それに連動するアプリは有望株なわけです。
「オンライン決済」「オンライン服薬指導(ビデオ通話)」「配送手配」など、薬局に必要な機能が全部まるっとはいっているオールインワンアプリですな。
料金は、不明!
問合せしてみないとわかんない。
curonお薬サポート
MICIN社が運営する「curonお薬サポート」は、処方箋送信アプリというよりも「オンライン服薬指導アプリ」です。
MICINといえばオンライン診療アプリの「curon」ですが、これと対をなす薬局版が「curonお薬サポート」です。
料金は、不明!
問合せしてみないとわかんない。
「オンライン決済」「オンライン服薬指導(ビデオ通話)」「配送手配」など、薬局に必要な機能が全部まるごとはいっているオールインワンアプリです。
処方せん送信をFAXで受信するだけなら無料で利用できます。
LINE(あなたの調剤薬局)
LINEで店舗アカウントをつくって、そこに画像送信してもらっている薬局が増えてきているようですね。
店頭ポスターにQRコードをのせておけばその場で「友だち登録」してもらうことができます。みんながつかってるプラットフォームをそのまま利用できるのはいいよね。
ビジネスアカウント(ラインアット)のフリープランを利用すれば無料でスタートできます。
さらに、LINEを利用する薬局むけに開発された特化アプリもあります。
LINEで「友だち登録」してもらうだけなのでLINEユーザーはアプリをインストールする必要なく、最も手軽に処方箋送信してもらえる。
「友だち登録」してもらうと、薬剤交付後、適切な時期にフォローアップのための質問やメッセージがLINEのトークで自動送信できます。
料金は、スタンダードプランが月11000円(税別)です。
まとめ
多すぎて紹介しきれない。
とりあえず無料で導入できる「hoppe(ホッペ)」が手軽に使えるとおもうよ。
処方箋送信アプリは「患者」と「薬局」の双方にメリットしかないから絶対に導入すべきです!
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