医薬品情報

新人薬剤師のための驚くほど簡単な小児容量の体重換算方法

体重

こんにちは、新人薬剤師のヤクタマのお勉強ブログです。

今回は、小児によく使用される医薬品の簡易的な体重換算方法を紹介します。

新人薬剤師は覚えること多いけど、そのなかでも緊急性が高いとされているのが小児用量です。

覚えないと処方監査できないですからね。でもね、今回紹介する方法は、なんと小児用量を覚えてなくても処方監査できちゃう裏ワザなんです。

簡単で便利なんだけど、使いすぎると小児用量が覚えられなくなるから注意が必要です。小児用量を覚えてない薬剤師とか恥ずかしいからしっかり覚えようね。

他にも別記事で力価計算を超簡単にできる裏ワザも紹介しています。

力価計算
【薬剤師が教える】10秒でわかる超簡単な力価の計算方法マジ10秒でわかるよう力価計算方法を教えるよ...
そういえば、

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超簡単な体重換算方法

体重結論からいうと、一部の医薬品は1日量を10倍するだけで予想体重を計算できます

たとえば、ジスロマック小児用細粒でも計算してみましょうか。

処方例

ジスロマック細粒小児用10% 1.2g
朝食後 3日分

何キロぐらいの子供にでてるでしょうか?

答えは12kgです。

計算は「1.2g×10倍」で予想体重12kgですね。

めちゃくちゃ簡単でしょ。

対比のために真面目に計算しましょうか。

小児には、体重1kgあたり10mg(力価)を1日1回
ジスロマック細粒小児用添付文書より

計算式

1.2g×10/100×1000mg/g=120mg
(10%を使って製剤量を成分量に変換)

120mg÷10mg/kg=12kg
(成分量を体重に換算する)

ハイ、回答は同じ12kgですね。

10倍したら予想体重になるって、たまたまだと思うじゃないですか?

じつは、こんな感じの医薬品がたくさんあるのでリストにします。ただ、リストを作る前にどういう医薬品が10倍ルールの適用になるのかを説明していきます。

10倍ルールが適用になる医薬品とは?

方程式一定の法則があるので、法則を理解することで適用される医薬品を探すことができます。

法則というのは、

  • 医薬品の規格:○%
  • 体重あたりの1日量:△mg/kg

このように定義したときに「○=△」のときに10倍ルールを適用することができます。

「医薬品○% ☆g」で計算式をたててみます。

  • ☆g×○%×1/100×1000mg/g = 10×☆×○mg
  • 10×☆×○mg ÷ △mg/kg = ☆×10kg
    (○=△)

最終的に「☆×10kg」になりました。

なんだかんだあって「医薬品の規格:○%」と「体重あたりの1日量:△mg/kg」が一致する医薬品は「×10倍」で予想体重が求められることがわかりましたね。

それでは、そんなに都合よく「医薬品の規格:○%」=「体重あたりの1日量:△mg/kg」なんて医薬品があるんでしょうか?

これがたくさんあるんですぞ。

10倍ルールが適用になる医薬品の一覧

薬品名 体重あたりの1日量
セフゾン細粒小児用10% 9~18mg
メイアクトMS小児用細粒10% 9~18mg
フロモックス小児用細粒10% 9~18mg
トミロン細粒小児用10% 9~18mg
ジスロマック細粒小児用10% 10mg
クラリスDS小児用10%「タカタ」 10~15mg
オラペネム小児用細粒10% 8~12mg
ミノマイシン顆粒2% 2~4mg
ナウゼリンDS1% 1~2mg
アストリックDS80% 80mg(水痘)

けっこうアバウトだけどいろいろあるでしょ。

体重あたりの1日量には幅があります。通常は低用量でつかって、症状がひどいときなど高用量をつかいます。とくに耳鼻科のセフェム系&ペニシリン系は高用量を使うから疑義すると恥ずかしいことになります。

つまりセフェム系の多くは「倍」いけるって覚えて置きましょうね。クラリスもちまちま体重換算するけど1.5倍までいけるんだよね。

今回紹介した方法は、医師が処方箋に書いた1日量が正しいかどうかを簡易的に判定する方法なので、アバウトで大丈夫です。これを著しく逸脱するようだったらしっかり計算しましょう。

小児製剤がどれも似たような量になる理由

上記の表でわかるように小児用製剤ってどれも似たような1日量になります。

なぜ同じような製剤量になるかというと、そうなるように製品化してくれているんです。

1回で飲める量のレンジに調整してくれているんです。薄め過ぎたら量が多すぎるし、こすぎると量が少なすぎてしまう。

たとえば10kgの子供に1回量10gとか飲ませるのキツイよ。10kgの子供ならせいぜい1回1gだと思いますよ。

よって小児用の製剤はだいたい1回1g以下になっています。だから処方箋に1日3gとかあったら、ほんとに大丈夫なのか疑った方がいい。

大丈夫なこともあるけど、薬剤師って処方を疑うのが仕事でしょ?

疑って「損なし」だからとりあえず疑っとけ。ちなみにパセトシン・サワシリンは余裕で3g突破してくるから20%と言わず30%製剤だしてくれ。

これ知り合いの話なんだけど、1歳児にテオドールDSを1日4gで渡して訴訟一歩手前までいったそうです。医師が1桁間違えて処方箋に記載したらしい。

調剤したやつアホやし、監査したやつもアホ。

1日4gでテオドール作ったら、どうみても1包がパンパンでしょーに。1歳児の処方箋に4gとかあったら、薬にかかわらず違和感を覚えます。普通は、ここから精査してきますよね。

添付文書を調べてみたり、成人量と比較してみたりね。

テオドールDS:4gってことは800mgですよ。成人だって400mgしか使わないのに1歳で800mgはねぇな。

一個ずつ監査すると大変だから、いくつかの薬はひと目でわかるように訓練しときます。なれない薬は1個ずつ精査していくしかない。

とりあえず乳幼児で「3g」超えてきたら無条件にチェックしような。

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