こんにちは薬剤師のヤクタマです。
今回は、新人薬剤師を卒業して中級薬剤師にステップアップするための書籍を紹介します。
おすすめするのは「薬トレ」シリーズです。
表紙に書いてある「薬剤師の臨床センスを磨く」ってとこがいいですよね。センスを磨いてキレッキレのツッコミを入れられる薬剤師になろうじゃないですか。
そのためにひたすら症例検討するトレーニングブックです。
値段はちょっと高いけど、その分ボリュームもあるから勉強する覚悟があるなら、これは買ってソンはありません。
いま紹介したのは総合的な1冊ですが、薬トレはシリーズ化しているので姉妹書籍に「感染・がん」「循環器」「肝・腎」があります。
選びたい放題だから学びたいところから攻略していくといいです。
ぶっちゃけどれも情報量ヤバイよ。
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「薬トレ」がオススメな理由
なんとこれ1冊で260症例ものケーススタディができちゃいます。日経DIクイズは約60症例で5000円だから1症例ごとの単価をみたら激安ですよ!!
ただ1症例単価を基準に比較してもしょうがないです。大事なのは中身なんだけど、もちろんそこもバッチリです。
薬トレは、とくに臨床検査値を読むのが苦手な薬剤師にはいいよ。
ぼくなんか臨床検査値が全然よめないんで、これで勉強しようとおもっています。
この本の構成は、具体的な症例をベースに、いくつかの設問が設けられているので、その回答にそって、次ページで症例検討をします。
症例検討では「治療方針」や「ガイドライン」を参考にしながら勉強していきます。
これを260症例ひたすらケーススタディです。
医師が治療薬を決定するまでのバックグラウンドがよくわかり、しかもガイドラインまで勉強できてしまう。
薬局薬剤師が症例をバックグラウンドまでさぐるのってなかなかできることではない。そもそも薬局にくるケースって、もう病院で一通り治療が終わって、落ち着いてる状態できます。
それを根掘り葉掘り掘り下げるのは容易なことではありません。
つまり薬局薬剤師が症例検討するのってとっても大変ってこと。患者さんに話を聞いて現場で学ぶだけでは症例数が圧倒的に足りないため、それでは成長は見込めません。
そんな遠回りしないで、手っ取り早くケーススタディできちゃうのがこの本。
症例ごとに検査値が具体的に記載されているため、検査値を調べながら自分なりに解釈していけば、いずれ検査値も読めるようになります。
どれも見たことある検査値ですね。いま検査値の具体的な利用方法が思い浮かばなくても、この本でトレーニングを積めば、かならず現場でも活かせるようになる。
検査値を学ぶ本については別記事で詳しく紹介しています。

本のボリューム感はこんな感じです。
見てわかるように鈍器と呼ばれる「実践薬学」と同じくらいのボリュームがあるうえに、なんかねぇ「実践薬学」よりも硬度が高いです。たぶん攻撃力はこっちのほうが高い。
実践薬学よりもうすいにもかかわらずページ数は120も多いということは、それだけ圧縮されて高密度に詰まってるんです。
てか1冊で573ページもあるのやばくない?読むのに1年かかるわ。
ちなみに、この写真に載っている書籍は全部オススメなんで、どれ買っても外さないです。
▼こっちの記事で紹介しているのでよかったらチェックしてください。

姉妹書籍:肝・腎 専用の「薬トレ」
問題発見力と対応力を鍛える「薬トレ」シリーズ待望の肝臓・腎臓領域編です!
肝・腎機能に基づく薬物療法に大切なのは経験です!どれだけ多くの症例を勉強したかが処方提案する自信につながります。
ホントはどれだけ多くの症例を経験したのかが大切と言いたいところなのですが、調剤薬局薬剤師が場数を踏むのはなかなか難しいよね。まずは書籍で勉強です!
僕が思う、医薬分業の意義は「医師が薬剤を選定して、薬剤師が投与量をチェックする」ところにあるとおもうのね。適切な薬を選定するだけでも大変なのに腎・肝・相互作用を考慮して投与設計するのは流石に医師一人ではみきれない部分がでてきます。
だから、薬剤師は、医師が見落としがちな腎・肝・相互作用などの細かいところをみていくことが大切なんです。
ヤクタマも最初は、腎機能低下で減量提案する疑義はおっかなびっくりでしたが、ここ最近では疑義る頻度がめっきり増えてきました。パートのおばちゃんにアドバイスしちゃったりして。
いろんな症例を学ぶにつれて自信をもって疑義できるようになるからひたすらケーススタディするのマジでおすすめ。
腎機能チェックを学ぶオススメ書籍については別記事で紹介しています。

姉妹書籍:循環器 専用の「薬トレ」
問題発見力と対応力を鍛える「薬トレ」シリーズ待望の循環器領域編です!
収載されている疾患は、
- 高血圧
- 心不全
- 虚血性疾患
- 不整脈
- 脳血管疾患
など
臨床現場でよくみる基本的なことから対応に悩むものまで、さまざまなシチュエーション・難易度の問題をケーススタディします。
循環器内科の門前薬局薬剤師はぜひともチャレンジして欲しい。
姉妹書籍:感染・がん 専用の「薬トレ」
姉妹書籍に「感染・がん」に特化した「薬トレ」があります。
感染症・がん領域の臨床センスにグッと差がつく200症例収載です。
感染領域とがん領域の各100症例を取り上げて、臨床現場でよく遭遇するものから対応に悩むものまで、さまざまなシチュエーション・難易度の問題が掲載されています。
専門領域一点突破で自己研鑽したい人はぜひチャレンジしてみてほしい。
ぶっちゃけ言うとヤクタマは買ってません。
たぶんついてけないと思うから買いません。もっと精進して全体的なレベルがあがってきたらいつの日にかチャレンジしてみたくなる日がくるかもしれない。
その頃には安くなってるとおもうからメルカリで買います。
「薬トレ」アプリもあるよ
書籍の「薬トレ」とはまったくの別物なんだけど、薬剤師の勉強に使えるツールがあるから紹介しておきます。
「薬トレ」アプリは「ファルマスタッフ」ていう薬剤師の転職会社リリースしてるスマホアプリです。アイフォンとアンドロイドのどっちもある。
アプリストアで「薬トレ」って検索すればでてくるからみてみて。
薬のことはかいてないんだけど、調剤報酬のルールについて詳しく学ぶことができます。調剤報酬のテキストにおいてはどこよりも優秀で無料なので試しにDLしてみるといいとおもう。
他にも薬剤師の勉強に使えるアプリを別記事で紹介しています。

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ニュース以外にも薬剤師コラムも充実してるから、ヒマつぶしに読むだけで勉強になる。
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おわりに
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過去ヤクタマがお世話になってめちゃめちゃよかった転職サイト。
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