こんにちはヤクタマです。
今回は薬局業務でよく使うWEBサイトの紹介です。つまりボクのパソコンの「お気に入り登録」を紹介していきます。
どれも薬局業務を強力にサポートしてくれるサイトたち。わりと一般的なところを攻めていくのでほとんどの薬局の人なら登録してるサイトだと思いますが、抜けがあるかもしれないのでよかったらチェックしてみてください。
医療用医薬品の添付文書情報(医薬品医療機器総合機構)
「添付文書」と「インタビューフォーム」が検索できます。
もっとも使用頻度の高いサイトなので、うちの薬局のではトップページに設定してます。
パソコン開けたらすぐに添付文書検索できるようになっています。
初期設定では1回の検索で「10件ずつ」しか表示されず不便なので「100件ずつ」に変更することをおすすめします。
1回設定してしまえば、その設定は保存されます。
ジェネリックを検索するとズラーッと羅列されてしまうのでメーカー名もいれて検索するといいです。たとえば「ロキソプロフェン サワイ」のようにスペースをいれることでアンド検索できます。
かんじゃさんの薬箱:薬価検索
薬価を検索するのに使います。
日本ジェネリック医薬品学会が運営しており、広告がなくシンプルな表示でみやすいのが特徴です。
新規医薬品の薬価収載や薬価変更も速やかに対応してくれるので、信頼してつかっています。
薬価を調べるだけでなく、よくわからない医薬品の正体を探るのにも使います。
たぶん何かのジェネリック医薬品なんだろうなと予想される医薬品ってありますよね。これで検索すると先発品の名前がわかります。
たとえば「セリース錠」で検索してみます。
「セリース錠」は「レニベース錠」のジェネリックということがわかりました。
ハイパー薬事典(おくすり110番):薬情検索
医療用医薬品の情報サイトです。新人薬剤師のボクは投薬前のカンペに使用しております。
なんとなく作用機序はわかるけど、人に説明するには知識が心もとないというときに、難しい作用機序や特徴をわかりやすく解説してくれています。
なにせ添付文書の「薬効薬理」の記載むずかしいから、噛み砕いてくれた文章は服薬指導のヒントになります。
もう一つおまけに超便利な機能として「識別コード」検索もできちゃいます。
これを使うと患者さんが持ち込んだ「一包化された錠剤」や「バラ錠」の鑑定がすぐできます。
識別コードは「今日の治療薬」や「治療薬ハンドブック」などでも調べられるけど、検索すれば一瞬です。
たったの数文字入力するだけなので使わない手はない。
くすりのしおり:英語の薬情検索
英語の薬情を印刷することができます。医療用医薬品のざっくりとした効能効果や副作用を調べることができます。
英語が苦手な薬剤師はボクだけではないはずです。もし得意だとしても薬情を業務中に翻訳している患者に渡すなんて時間はありません。
このサイトを使えば誰でも英語の薬情を簡単に印刷することができます。
海外旅行にいくから英語の薬情ほしいとか言われたときに大活躍ですね。
授乳中に安全に使用できると考えられる薬│国立成育医療研究センター
授乳中の薬剤服用の可否について困ったときに見るサイトです。
これでわからなかったら「母乳とくすりハンドブック(PDF)」で調べます。「母乳とくすりハンドブック」の最新版は購入しないと読めないけど、古いのは一般公開されています。
PDFやWEBで「単語」を検索するときは「 Ctrl + F 」を使うと捗ります。
薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック│日本薬剤師会
ドーピングについて聞かれたときに役立つサイトです。
日本薬剤師会のHPにて「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック(PDF)」がダウンロード&閲覧できます。
アンチ・ドーピングについての知識が1mmもなくても医薬品検索するだけで使っていい薬、ダメな薬がわかります。
「単語」を検索するときは「 Ctrl + F 」を使うと捗ります。
これについては「お気に入り登録」するよりもPDFをダウンロードしてデスクトップにおいて置いた方が便利だと思います。
まろん医療機関情報:医療機関コード検索
管理薬剤師や開設者の名前とかで薬局を検索して「医療機関コード」を調べることができるサイトです。
別に、何につかうってわけではないんだけど、事あるごとに使います。
「まろん医療機関情報」と都道府県が提供している「機能情報提供システム」を組み合わせると、色んな情報が調べられるので、薬局の所在地である都道府県の「機能情報提供システム」のページと合わせて登録しておくといいです。
ライバル薬局の処方箋枚数とかも調べることができます。
診療ガイドラインが無料で読み放題の神サイト
診療ガイドライン無料で大量に読める神サイトです。
薬剤師のひまつぶし、それはガイドラインを読むことです。もう無限にひまをつぶせますね。
このサイトでガイドラインを読むのに登録は必要ありません。読みたいときに、いつでも、だれでも、どこでも閲覧できます。マジ神。
ただね、最新のガイドラインが公開されていなし、そもそも公開されていないガイドラインが大多数です。無料で読めるものに文句をいってはいけないね。
ちなみに無料で診療ガイドラインが読み放題の神アプリを他の記事で紹介しています。
薬剤師のためのニュースサイト
医療関係ニュース や 薬剤師コラムがよめるサイトです。
お気に入りに登録して、毎日チェックを習慣にするだけで要領よく情報収集できます。
しかも、いまだけ3000円分のamazonギフト券と交換できるポイントもらえるキャンペーンやってるから、登録しないともったいない。
ユライク:医薬品のお名前由来を調べる
医薬品の名前の由来が調べられるサイトです。
お名前由来をなにかに使うわけではないけど、知っとくとなるほどと思えることがたくさんある。小ネタ集めにいいです。
医薬品の名前はインタビューフォーム(IF)に記載されいるのですが、いちいちIFみるのめんどくさいですね。
このサイトでは関連医薬品が表示されるので、次々と由来をチェックすることができます。
実際に、検索してみた結果がコチラ▼
「商品名の由来+一般名+ステム」と必要最低限のものがシンプルにまとめらているので、とっても見やすい。
別記事で詳しく紹介しているのでよかったらみてください。
日本腎臓病薬物療法学会 | eGFR・CCrの計算
腎機能を評価するときに欠かせないサイトです。
「身長」「性別」「年齢」「体重」「血清クレアチニン」を入力することで「eGFR」「CCr」「理想体重」「体表面積」などを算出してくれます。
計算機能だけでなく「腎機能低下時に最も注意が必要な薬剤投与量一覧」も無料で閲覧&ダウンロードできるから一度はチェックしておくといい。